MillenVPNとNordVPN、広告ブロック機能を比べるとどちらが有利なのか気になっている方は多いはずです。
先に要点を言うと、この2つには広告ブロックという軸で見ると想像以上に大きな差がありました。

NordVPNには広告とトラッカーを遮断する専用機能が組み込まれていますが、MillenVPNには同等の機能が見当たりません。
細かい機能比較にわざわざ目を留めた分だけ、違いを具体的に掘り下げます。
MillenVPNとNordVPNの広告ブロック機能には決定的な違いがあるのか?
まずは両サービスの公式サイトとFAQをもとに、広告ブロック機能の有無を事実ベースで整理します。
NordVPNの広告ブロック機能はどんな仕組みなのか
NordVPNの広告・トラッカー遮断機能は「次世代のウイルス対策」という名称でアプリに統合されています。
以前は「脅威対策Pro」という名前で呼ばれていた機能で、現在はブランド名が変更されました。
この機能はDNSフィルタリングという方式で、広告やトラッカーを配信するドメインへの通信自体を遮断します。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 機能名 | 次世代のウイルス対策(旧:脅威対策Pro) |
| 遮断方式 | DNSフィルタリングによるドメイン単位の遮断 |
| 対象 | 広告、トラッカー、フィッシングサイト、マルウェア配布サイト |
| 第三者認証 | AV-Comparatives・AV-Testなどが評価を実施 |
| 搭載プラン | コンプリートプランとエリートプランのみ搭載 |
余談ですが、名称変更のタイミングでウイルス対策全般に役割を広げた印象を受けました。
ブランド名の変更は既存ユーザーの間でも話題になり、機能名を検索し直した人も多かったようです。
MillenVPNには広告ブロック機能があるのか
MillenVPN公式サイトの機能一覧やFAQを確認しましたが、広告ブロックという項目は見当たりませんでした。
セキュリティ関連の記載はキルスイッチとDNSリーク対策のみで、いずれも一部プラットフォーム限定です。
つまりMillenVPN単体では、広告やトラッカーを遮断する仕組みは搭載されていないことになります。
- 公式サイトのトップページ機能紹介:広告ブロックの記載なし。
- 料金ページのFAQ:セキュリティ項目に広告ブロックの言及なし。
- 安全性の説明:暗号化・キルスイッチ・DNSリーク対策のみが列挙されている。
- サポートページの検索機能:「広告」で検索しても該当する案内は出てきません。
公式情報を一通り読んでも見つからず、機能がないと結論づけるまでに何度も探し直しました。
本当に対策手段が一切ないのか疑わしくなり、サポートに問い合わせようかとさえ思いました。
それだけNordVPNの機能一覧が充実している分、余計に差が際立って見えました。
公正を期すため、MillenVPNのヘルプページや利用規約のPDFにも目を通しましたが結果は同じでした。
実際に使ってみて広告は本当に減るのか?
ここからは実際にNordVPNの機能をオンにして、MillenVPN側の対処法もあわせて体感で確かめていきます。
NordVPNをオンにした後の体感はどうだったのか
最初はコンプリートプランではなく、安さだけでベーシックプランを契約してしまいました。
アプリを開いても広告ブロックの項目が見当たらず、しばらく設定画面を探し回りました。
結局コンプリートプランへ変更してから、ようやく機能をオンにできる状態になりました。
- ベーシックプラン:広告ブロック機能そのものが非搭載
- コンプリートプラン:次世代のウイルス対策で広告とトラッカーをブロック可能
- 契約後も既定ではオフのため、設定画面での有効化が必要
- ニュースサイトのバナー広告:オンにした直後から表示数が減少
ただしYouTubeの動画広告まで消えると思い込んでいたので、変化のなさには拍子抜けしました。
本当に広告が減っているのか半信半疑でしたが、複数サイトを回ってみると効果は確かにありました。
NordVPNの次世代のウイルス対策は、YouTubeなど動画プラットフォーム内で再生される広告までは遮断の対象外です。
ブラウザ表示のバナー広告やトラッカーには効果がありますが、全ての広告が消えるわけではありません。
MillenVPNで広告を減らすにはどうすればいいのか
MillenVPNには専用の広告ブロック機能がないため、代わりにブラウザ拡張機能を試すことにしました。
最初はVPNアプリの設定内に隠れた広告ブロックのトグルがあるはずだと思い込み、しばらく探し回りました。
結局そのような項目は存在せず、DNSレベルの遮断とブラウザ拡張機能はまったく別物だと痛感しました。
- uBlock Originなどのブラウザ拡張機能を追加します。
- 広告ブロック対応のDNSサービス(NextDNSなど)を別途設定します。
- ブラウザ自体の広告・トラッカー遮断設定を有効にします。
- スマホ側はコンテンツブロッカー機能付きブラウザに乗り換える方法もあります。
手間はかかりますが、組み合わせればNordVPNに近い効果を再現することも可能です。
特にNextDNSは無料枠でも十分な効果があり、設定も数分程度で完了しました。
余談ですが、拡張機能を3種類も試したあとで公式サイトのFAQに答えがあったと気づいた時は脱力しました。
設定項目を一つずつ確認していく作業は地味ですが、仕組みの理解が深まる時間にもなりました。
DNSレベルの遮断とブラウザ拡張機能の違いをどう理解すればいいのか?
ここでは仕組みの違いをイメージしやすいように、身近な例えを交えながら技術的な背景を整理します。
DNSフィルタリングの仕組みを例えるなら
DNSフィルタリングは、郵便局の仕分け室で怪しい差出人の荷物を最初から通さない仕組みに近いといえます。
荷物が家に届く前の段階で止めてしまうため、受け取る側の手元には余計な荷物が届きません。
NordVPNの次世代のウイルス対策は、まさにこの仕分け室の役割を通信経路の途中で果たしています。
- ステップ1:ドメイン名を広告・トラッカーのリストと照合します。
- ステップ2:該当すれば通信を経路の途中で遮断します。
- ステップ3:ブラウザには広告データそのものが届きません。
荷物の中身を見る前に止めてしまう発想なので、処理も比較的軽く済みます。
遮断対象のリストは自動で更新されるため、最新の広告配信元にも随時対応しています。
- リストが古いままだと新しい広告配信元をすり抜けてしまいます。
- 更新頻度が高いほど、新しく現れた広告ネットワークへの対応も早くなります。
- アプリ側でリスト管理を担うため、利用者が個別にメンテナンスする必要はありません。
ブラウザ拡張機能との違いを一覧で見るとどうなるか
一方でブラウザ拡張機能は、荷物が家に届いた後で手作業により仕分けするような働き方です。
ページが読み込まれた後にスクリプトを解析し、広告要素を非表示にしたり削除したりします。
| 比較項目 | DNSフィルタリング | ブラウザ拡張機能 |
|---|---|---|
| 遮断のタイミング | 通信経路の途中 | ページ読み込み後 |
| 対応範囲 | 端末全体の通信 | 対象ブラウザのみ。 |
| 設定の手間 | VPNアプリ内でオンにするだけ。 | 拡張機能ごとに個別設定 |
| 代表例 | NordVPNの次世代のウイルス対策 | uBlock Originなど。 |

仕組みが違う分、片方だけに頼るよりも組み合わせたほうが安心感は増します。
拡張機能は無料で導入しやすい一方、ブラウザを乗り換えるたびに設定をやり直す手間があります。
DNSフィルタリングは端末のOSレベルで効くため、複数のブラウザをまたいでも再設定が要りません。
料金や安全性まで含めて総合的に選ぶならどちらが向いているのか?
最後に広告ブロックだけでなく、料金プランや運営会社の安全性まで含めて総合的に比較しておきます。
料金プランを比べるとどちらが手を出しやすいのか
MillenVPNは2年プランなら月額396円からと、価格面では非常に手を出しやすい設定です。
NordVPNは広告ブロックを使うためにコンプリートプラン以上を選ぶ必要があり、料金はやや上がります。
| 項目 | MillenVPN | NordVPN |
|---|---|---|
| 広告ブロック機能 | なし。 | コンプリート・エリートプランに搭載 |
| 最安プラン目安 | 月額396円(2年契約、税込) | ベーシック月額540円~(広告ブロック非搭載) |
| 広告ブロックが使える最安プラン | 該当なし。 | コンプリート月額690円~(2年契約) |
| 同時接続台数 | 無制限 | 1アカウントにつき10台まで。 |
| 返金保証 | 30日間 | 30日間 |
単純な最安値だけで選ぶと、広告ブロックが使えないプランを契約してしまう恐れがあります。
- MillenVPN:デバイス数無制限で家族利用でも制限を気にせずに済みます。
- NordVPN:10台までのため、家族全員分の端末を登録すると上限に近づきます。
運営会社やログポリシーの安全性はどうか
MillenVPNは日本のアズポケット株式会社が運営し、総務省への届出も行った国内VPNです。
NordVPNはパナマに拠点を置き、外部の監査機関によるノーログ検証を複数回受けています。
- MillenVPN:接続ログ・通信ログを保持しないノーログポリシー
- NordVPN:独立監査機関によるノーログ監査を複数回受審
- 両社とも公正利用ポリシーの範囲内での利用が前提となっている。



MillenVPNは日本法に基づく届出事業者であり、国内向けのサポート窓口を備えています。
NordVPNは監査済みのノーログ体制に加え、脅威対策関連の第三者認証も複数取得しています。
- MillenVPN:総務省への届出済みで、国内法に基づき運営されています。
- NordVPN:パナマ法人籍で、複数の独立監査機関による検証を受けています。
広告ブロックの有無と価格、安全性のバランスをどこに置くかで選び方が変わってきます。
拠点の違いは適用される法律の違いでもあるため、契約前に一度確認しておくと安心です。
まとめ:広告ブロック機能ならNordVPN、価格重視ならMillenVPNを選びたい
広告ブロック機能という軸だけで見るなら、答えは明確でNordVPNに軍配が上がります。
次世代のウイルス対策としてDNSレベルの遮断が使えるようになり、体感でも広告は確かに減りました。
一方のMillenVPNは同等の機能を持たず、広告対策はブラウザ拡張機能などで別途補う必要があります。
- 広告ブロック重視:NordVPNのコンプリートプラン以上が有力
- 価格重視:MillenVPNの月額396円プランが有力
- 両方欲しい場合:MillenVPNとブラウザ拡張機能の組み合わせも検討できます。
最終的にどちらを選ぶかは、日々の利用シーンで広告のわずらわしさをどれだけ重視するかにかかっています。
価格だけを見て契約すると、広告ブロックという便利な機能を使わないまま終わってしまうかもしれません。
実際に使い比べてみると、想像していた以上に機能の有無がストレスの差に直結すると感じました。
- 広告のわずらわしさを最優先するなら、対策はシンプルなほど続けやすくなります。
- 安さと台数無制限を優先するなら、MillenVPNに拡張機能を足す構成が現実的です。
どちらを選んでも、契約前にプラン名と搭載機能の対応表を一度見比べておくと失敗が減ります。
広告ブロックという地味なテーマまで読み進めてくださり、ありがとうございました。
うっとうしい広告から解放され、すっきりとした画面で快適に過ごせますように。
出典・参照元
本記事は2026年9月時点の公式サイト情報をもとに作成しました。プラン内容や料金は変更される場合があるため、最新情報は公式サイトでご確認ください。









