ExpressVPNとNordVPNを海外SIMに差し替えた瞬間、どちらも通信が止まった経験はないでしょうか。
eSIMへの切り替えとVPNの再接続がかみ合わないと、現地で数分間ネットが使えない場面につながります。
- 海外SIM・eSIMとVPNの相性を渡航前に確認しておきたい人。
- 現地での再接続にかかる待ち時間を事前に知っておきたい人。
今回はExpressVPNとNordVPNを、海外SIM・eSIMとの相性という切り口でセットアップから再接続の挙動まで実際に使って比べてみました。
結果として、どちらも自社ブランドのeSIMを持っている点は共通していますが、移動制限の厳しさに差がありました。
ExpressVPNは海外SIM・eSIMの切り替えに対応できているのか?
先に結果を言うと、自社eSIMは便利な半面、端末の移動には制限があります。
自社eSIM「holiday.com」との組み合わせはどう機能するのか?
ExpressVPNの開発チームは、旅行eSIMサービス「holiday.com」も提供しています。
| サービス | 役割 |
|---|---|
| ExpressVPN | 通信の暗号化とアクセス制限の回避 |
| holiday.com | 現地回線そのものを提供するeSIM |
この2つは役割がはっきり分かれています。
AdvancedプランとExpress Proプランには、holiday.comのeSIMクーポンが付いてきます。
併用する場合の流れは、次の順番で進めると迷いにくいです。
- 先にダッシュボードでholiday.comのクーポンコードを確認します。
- holiday.comアプリでeSIMプロファイルをインストールします。
- 回線が安定したのを確認してからExpressVPNを起動します。

一度インストールしたeSIMは、別の端末へ移すことができない仕組みになっています。
SIM切替時の自動再接続はどう機能するのか?
ExpressVPNにはAuto-connectという機能があり、初期状態ではオフになっています。
| 設定項目 | 初期状態 |
|---|---|
| Auto-connect | オフ |
| Network Lock | オフ |
どちらも手動で切り替えが必要な設定です。
Network Lock(キルスイッチ)を有効にする場合は、Auto-connectもあわせてオンにしておくと安定しやすいです。
設定を変える手順は、次のような流れになります。
- VPNタブから「Auto-connect」の項目を開きます。
- 信頼していないネットワークへの自動接続をオンに切り替えます。
- Android端末では位置情報の許可を「常に許可」にします。
本当に切り替えのたびに自動でつながり直るのか、少し半信半疑になったのも正直な気持ちです。
筆者は台湾出張中、地下鉄を降りた直後にeSIMのプロファイルを切り替えました。
ところがExpressVPNだけが接続待機のまま止まり、改札前で画面を何度も操作しました。


結局はLightwayプロトコルへ切り替えたところ数秒で復旧し、拍子抜けしたという話があります。
NordVPNは海外SIM・eSIMとの相性はどうなのか?
先に押さえておきたいのは、自社ブランドのeSIMとの組み合わせです。
自社eSIM「Saily」との組み合わせはどう機能するのか?
NordVPNを開発するNord Securityは、独自のeSIMサービス「Saily」も提供しています。
ExpressVPNのholiday.comと同じく、契約や料金はそれぞれ独立しています。
| サービス | 役割 |
|---|---|
| NordVPN | 通信の暗号化とアクセス制限の回避 |
| Saily | 現地回線そのものを提供するeSIM |
200以上の国と地域に対応しており、アプリ内だけで購入から設定まで完結します。
実際に併用する場合の流れは、次の順番で進めると迷いにくいです。
- 先にSailyのアプリでeSIMプランを購入します。
- プロファイルをインストールしデータローミングを有効にします。
- 回線が安定したのを確認してからNordVPNを起動します。



NordVPNとSailyを別々に契約しても使えますが、上位プランには利用権が付属する組み合わせもあります。
ExpressVPNのholiday.comとは違い、同じeSIMを複数端末で使い回せる場合がある点も特徴です。
SIM切替時の再接続はスムーズなのか?
NordVPNには自動接続という機能があり、モバイル通信網に限定して発動する設定も選べます。
アプリのバージョンによっては、表示される選択肢の名称が多少異なることもあります。
| 場面 | 目安の待ち時間 |
|---|---|
| 空港到着直後 | 1〜3分 |
| 移動中の切替 | 数十秒 |
公式サポートが案内する対処法は、切替専用ではなく一般的な内容が中心でした。
実際に試して有効だった対処は、次の項目でした。
セキュリティ関連の設定を一時的に変える対処なので、元に戻し忘れないよう注意が必要です。
筆者は韓国出張中、地下鉄を降りた直後にeSIMのプロファイルを切り替えました。
ところがNordVPNだけが繋がらないままになり、改札前でスマホを何度も操作しました。


結局はポスト量子暗号を一度オフにしたところ数十秒で復旧し、拍子抜けしたという話があります。
設定項目を一つ知っているかどうかで、現地での焦り方はかなり変わってくると感じました。
ExpressVPNとNordVPNを海外SIM・eSIMで実際に比べるとどんな差が出るのか?
自社eSIMの使い勝手を比べるとどちらが柔軟なのか?
頻繁に機種変更をする人ほど、この違いが選択の決め手になりそうです。
| サービス | 端末の移動 |
|---|---|
| holiday.com | 同一端末のみ、移動不可 |
| Saily | プランにより複数端末対応 |
2回目以降の渡航なら、どちらもプロファイルの使い回しで手間が減る印象でした。
体感の差を生んでいた要因は、次の点にありました。
- holiday.comは対応プランがAdvanced以上に限られ選択肢が狭いです。
- Sailyは単体購入もでき組み合わせの自由度が高いです。
- どちらも中国本土などeSIM非対応地域では使えません。



この点はExpressVPNとNordVPNの海外の使い勝手を比べた内容でも、対応地域の差として触れています。
数分の差とはいえ、現地で体感すると意外に大きく感じる瞬間もありました。
SIM切替時のトラブルにはどんな共通点があるのか?
両社を使い比べて気づいた共通のつまずきポイントは、次の3つでした。
特にデュアルSIM機では、この3点が体感の差につながりやすい印象でした。
- 自動切替設定がオンだと接続が不安定になりやすいです。
- 電波受信が安定するまでVPN接続も足並みを揃えます。
- 出発前のテスト接続を省くとトラブルに気づきにくいです。
筆者はデュアルSIM設定のスマホで自動切替をオンにしたまま両方を試しました。
電車移動中に接続が何度も途切れる場面に遭遇し、画面の再接続表示を何度も確認しました。


手動切替に変えてからは、同じ場所でも途切れる回数が明らかに減ったと実感しました。
設定ひとつで体感がここまで変わるのかと、少し驚いた出来事だったという話があります。
海外SIM・eSIMとの相性を重視するなら、海外SIM相性で選ぶVPNの候補を確認しておくと安心です。
海外SIM・eSIMとの相性で失敗しないためにはどうすればいいのか?
準備と初動を分けて考えると、トラブルをかなり防ぎやすくなります。
出発前に確認しておくべきことは?
出発前にひと通り済ませておきたい項目は、次のようになります。
この8つを済ませておくだけで、現地でのトラブルの多くは防げる印象でした。
見落としがちな項目ほど、現地での焦りにつながりやすい印象でした。
チェックリストをスマホのメモに残しておくと、出発当日はかなり気が楽になります。
特に渡航が久しぶりの人ほど、設定の変更点を見落としがちだと感じました。
現地でトラブルが起きたときの対処法は?
現地で接続がおかしいと感じたときは、次の手順で切り分けると分かりやすいです。
- 一度VPNをオフにしてSIM側の電波状況を確認します。
- 機内モードを30秒ほど入れてから解除します。
- プロトコルを切り替えて再接続を試します。
- 改善しない場合はサポートへ問い合わせます。
手順を1つずつ試すと、原因がSIM側かVPN側かを切り分けやすくなります。
サポートへの問い合わせ内容も、時系列でまとめておくとスムーズです。
| 症状 | 疑うべき原因 |
|---|---|
| 繋がらない | SIM側の電波 |
| 速度が遅い | VPNサーバー混雑 |
| すぐ切れる | 自動切替の設定 |
この切り分けを知っているかどうかで、現地での焦り方はかなり変わってくると感じています。
症状は具体的な時刻と場所を添えて伝えると、サポートの対応が早まりやすいです。
まとめ:「ExpressVPNとNordVPNは海外SIM・eSIMとの相性はどうなのか実際に使って比べてみた」
ここまでの内容を振り返ってみます。
ExpressVPNは自社eSIM「holiday.com」を持ちますが、端末移動には制限がありました。
NordVPNは自社eSIM「Saily」との組み合わせで、通信元をまとめやすいのが強みでした。
- ExpressVPNのholiday.comは同じ端末でしか使えない制限があります。
- NordVPNのSailyはプランによって複数端末に対応します。
- ExpressVPNはLightwayプロトコルへの切替が再接続の近道になります。
- 出発前のテスト接続が満足度を大きく左右します。
どちらを選ぶ場合も、出発前の準備が海外SIM・eSIMとの相性を左右する決め手になりそうです。
出典・参照元
- ExpressVPN公式(holiday.com eSIM FAQ)。
- ExpressVPN公式(holiday.com eSIM紹介ページ)。
- ExpressVPN公式(Auto-connectの設定方法)。
- ExpressVPN公式(Network Lockの解説ページ)。
- Saily公式サイト(Nord Securityが提供するeSIMサービス)。
- NordVPNのポスト量子暗号化オフ手順の解説ページ。
- デュアルSIMと海外旅行に関する解説ページ。
- 海外旅行のeSIMとVPNの関係を解説したページ。
不安が解消し、快適な出張・旅行になりますように。
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