NordVPNとセカイVPNを比べる時、同時接続台数やクーポン頻度は何度も検証してきました。
今回は特定のアプリやサイトだけVPNを通す・通さない、分割トンネリングという機能に絞って両方を実際に設定してみました。
Windowsの設定画面を隅々まで開いて、対象アプリを追加したり除外したりする作業を一つずつ試しています。
NordVPNとセカイVPNで同じ手順を試したところ、対応の幅にはっきりした差が出ました。
この体験をもとに、両サービスの分割トンネリング機能を仕組みと使い勝手の両面から見ていきます。
普段どんな回線でどのアプリを使っているか、思い浮かべながら読み進めてもらえるとわかりやすいです。
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NordVPNとセカイVPN、分割トンネリングの対応状況にはどんな違いがあるのか?
対応OSと搭載場所を先に把握しておくと、後の設定作業で迷う回数がぐっと減ります。
NordVPNの対応OSと搭載場所はどこまで広いのか?
NordVPNは歯車マークの設定画面から、除外したいアプリを個別に追加する形で分割トンネリングが動きます。
Windows10・11とAndroid・Android TVでは、この方式でVPNを通したくないアプリだけを指定できます。
一方でmacOSとiOSの本体アプリには同じ機能がなく、Linux版は仕組みが異なる許可リストに置き換わっています。
| OS・環境 | 分割トンネリングの形 | 対象の単位 |
|---|---|---|
| Windows7・8.1・10・11。 | アプリ除外方式。 | アプリ単位。 |
| Android・AndroidTV。 | アプリ除外方式。 | アプリ単位。 |
| ブラウザ拡張機能。 | ExcludefromVPN。 | ドメイン単位。 |
| Linux。 | 許可リスト。 | ポート・サブネット単位。 |
| macOS・iOS本体アプリ。 | 非搭載。 | 該当なし。 |
端末ごとに仕組みを変えながら、分割トンネリングを幅広くカバーしている印象を受けました。
いずれの方式も、VPNを通したいアプリを選ぶのではなく通さないアプリを選ぶ除外方式である点は共通しています。
対応の広さだけでなく、方式が端末ごとに違う分だけ覚えることも増えると感じました。
セカイVPNは分割トンネリング機能を搭載しているのか?
セカイVPNのWindowsアプリを開いて設定画面を確認しましたが、分割トンネリングに該当する項目はありませんでした。
歯車マークから開ける設定は、接続先サーバーの切り替え、通信方式の指定、ログアウト、設定の初期化のみでした。
メニューの奥にも隠し項目がないか、右クリックまで含めて一通り触ってみましたが結果は変わりませんでした。
設定画面をどれだけ探しても、除外リストらしきボタンが出てこず拍子抜けしました。
公式のFAQやマニュアル一覧を横断的に検索しても、該当する用語自体が一度も出てきませんでした。
接続の安定性を軸にした設計だからこそ、あえて項目を絞り込んでいるようにも感じられました。
NordVPNのアプリ単位・ドメイン単位の分割トンネリングは実際どう動くのか?
設定自体は数分で終わるが、除外したアプリが位置判定でつまずく場面もありました。
Windowsでアプリを除外する設定を試してみた
Windows版NordVPNで設定を開き、スプリットトンネリングをオンにして「アプリを追加」からブラウザを選びました。
選択リストには起動中のアプリしか出ないため、対象のソフトを先に立ち上げておく必要があり、つまずきました。
複数のブラウザを同時に開いていると、似た名前のアイコンを見分けにくい場面もありました。
除外したブラウザで海外の動画配信サイトを開くと、日本のIPアドレスのまま表示されてしまいました。
除外したアプリは通信事業者のIPアドレスを使う一方、端末自体はNordVPNのDNSサーバーを参照し続けるためだと公式サポートも説明しています。
「アプリを見る」ボタンから検索する方法もあり、起動していないソフトも一覧から選べるとわかりました。
ブラウザ拡張機能でドメイン単位の除外を試したらどうだったか
NordVPNのブラウザ拡張機能には「ExcludefromVPN」という機能があり、URLやドメインを個別に指定できます。
試しにネットバンキングのドメインを右クリックメニューから除外に登録すると、そのページだけVPNを経由しなくなりました。
サブドメインもまとめて対象にできるチェックがあり、複数のサブドメインを持つサービスにも扱いやすい印象でした。
| 方式 | 操作場所 | 反映範囲 |
|---|---|---|
| アプリ単位の除外。 | Windows・Androidアプリ本体。 | 端末全体の通信。 |
| ドメイン単位の除外。 | ブラウザ拡張機能。 | ブラウザ内の対象サイトのみ。 |
アプリ全体を除外するか、サイト単位で除外するかを使い分けられる点がNordVPNらしい強みだと感じました。
設定を反映させるには対象サイトの再読み込みが必要で、この一手間を忘れると変化に気づきにくいです。
拡張機能側の除外リストとアプリ本体の除外リストは別々に管理されている点も覚えておきたいです。
セカイVPNで同じことをしようとするとどうなるのか?
本体アプリに機能がない以上、代わりになりそうな手段を探しましたが完全な代替にはなりませんでした。
セカイVPN本体アプリで代替設定を探してみた結果
設定を初期化すればアプリ単位の制御が現れるのではと期待し、初期化ボタンを押して再設定を行いました。
再設定後も表示された項目はサーバー選択と通信方式のみで、除外機能は復活しませんでした。
アプリのバージョンを最新に更新すれば状況が変わるかもと考え、更新後にも同じ確認を行いました。
サポートに問い合わせる前に自力で粘ってみましたが、この方向性では答えが出ませんでした。
初期化のたびにログイン情報を入力し直す手間がかかり、時間だけが過ぎていきました。
結局、更新後も設定項目の数そのものは一つも増えていませんでした。
代替手段としてのセカイブラウザは分割トンネリングの代わりになるのか?
公式FAQによると、セカイブラウザはブラウザ内の通信だけを接続先サーバーのIPアドレスに切り替える拡張機能です。
セカイVPN本体が端末全体をVPN化するのに対し、セカイブラウザはブラウザだけをVPN化する逆方向の仕組みになっています。

ドメインを個別に指定して除外する機能ではなく、ブラウザ全体がまとめて対象になる点はNordVPNの拡張機能と異なります。
| 比較項目 | NordVPN拡張 | セカイブラウザ |
|---|---|---|
| 役割。 | 特定サイトを除外。 | ブラウザ全体をVPN化。 |
| ドメイン個別指定。 | できる。 | できない。 |
| 料金。 | 本体プランに含む。 | 無料の追加サービス。 |
セカイブラウザは分割トンネリングそのものではなく、用途を限定した別サービスとして使う位置づけだと理解しました。
導入自体は無料で数分あれば済むため、試すこと自体のハードルは低かったです。
ただしログイン情報はセカイVPN本体と別に管理されており、切り替えのたびに気を配る必要がありました。


分割トンネリングが使えないと実際の利用シーンでどんな不便が起きるのか?
海外滞在中に複数のサイトを同時に使う場面で、機能の有無による差をはっきり感じました。
海外の動画配信と日本のネットバンキングを同時に使ってみたら
NordVPNでは動画配信アプリだけVPNを通し、ネットバンキングのタブだけドメイン除外で日本のIPに戻せました。
セカイVPNでは端末全体がひとつの接続先に固定されるため、接続先をその都度切り替える必要がありました。
切り替えを忘れたまま送金操作をしてしまい、海外のIPアドレスからのアクセスと判定されて一時的にロックがかかった経験があります。


解除の連絡が来るまで、丸一日近く待たされたのも痛手でした。
その後は接続先を切り替えるたびに、画面上の表示を二度見して確認する癖がつきました。
NordVPNならドメイン除外を一度設定しておけば、同じ手間を繰り返さずに済んだはずだと振り返っています。
分割トンネリングが必要な人・不要な人の見極め方は?
すべての通信をまとめてVPN化したい人にとっては、セカイVPNの単純な仕組みでも十分な場合があります。
一方で複数のサービスを同時に使い分ける人には、細かく制御できるNordVPNの分割トンネリングが向きます。
普段の使い方を思い浮かべながら、どちらのタイプに近いか整理しておくと選びやすくなります。
複数の対応OS・デバイスをまたいで使う人は、対応OS・デバイスを比較したページもあわせて確認すると選びやすいです。
用途を一つに絞れている人にとっては、機能の差そのものが気にならない場合も多いです。
逆に用途がはっきりしている人ほど、分割トンネリングの有無を選択の決め手にしている印象を受けました。
まとめ:NordVPNとセカイVPNの分割トンネリング機能を実際に比較すると差は歴然だった
NordVPNは端末・ブラウザの両方に対応し、セカイVPN本体にはこの機能がありません。
| 項目 | NordVPN | セカイVPN |
|---|---|---|
| アプリ単位の除外。 | Windows・Androidで対応。 | 非搭載。 |
| ドメイン単位の除外。 | ブラウザ拡張機能で対応。 | 非搭載。 |
| 代替手段。 | Linuxは許可リスト。 | セカイブラウザでブラウザ全体をVPN化。 |
複数のサービスを併用しながら一部だけVPNを外したい人にはNordVPNが選びやすいです。
通信全体をシンプルにまとめたい人には、セカイVPNでも用途が足りる場面があります。
どちらを選ぶにしても、設定画面を実際に開いて確かめてから決めるのが一番確実だと感じました。
実際に手を動かして比べたことで、仕様の一覧だけでは見えてこない使い勝手の差までよくわかりました。
設定画面を一つずつ開いて確かめる手間はありましたが、その分だけ納得して選べるようになりました。


クーポンの出方まで含めて比較したい場合はクーポン・セール頻度を比較した内容も参考になります。
ルーターでの利用を検討しているなら対応ルーターを実機検証した内容もあわせて見ておきたいです。
出典・参照元
- NordVPNカスタマーサポート「スプリットトンネリングの概要と使い方」を参照しました。
- NordVPNカスタマーサポート「NordVPN拡張機能のExcludefromVPN機能」を参照しました。
- インターリンク公式「セカイVPN」サービスページを参照しました。
- インターリンクFAQ「セカイVPNとセカイブラウザの違い」を参照しました。
- インターリンクFAQ「セカイVPNWindowsアプリ使い方」を参照しました。
※本ページに掲載している口コミ・体験談は、特定の個人を特定できないよう配慮しており、ウェブサイトおよびSNS上の公開情報をもとに編集しています。個人の体験に基づく情報であり、すべての方に同じ効果や変化が生じることを保証するものではありません。料金・サービス内容は変更される場合があるため、最新情報は必ず公式サイトにてご確認ください。









