ニュースサイトを開くたびにバナー広告が画面を埋め尽くし、読みたいページにたどり着くまで何度もタップし直した経験があります。
ExpressVPNとNordVPNはこれまで固定IPや同時接続台数、支払い方法などさまざまな角度で比較してきました。
ただし広告ブロック機能はまだ扱っていなかったので、今回はここに絞って両方のアプリを検証しました。
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ExpressVPNの広告ブロック機能はどこまで実力があるのか?
広告ブロックは単体機能ではなく「Advanced Protection」という設定項目にまとまっています。
「Block Trackers」で防げる広告の種類とは?
先に触れておくと、Block TrackersはDNS単位で広告配信先への通信を止める仕組みです。
広告を画面上で隠すのではなく、広告データそのものを読み込ませない発想だからです。
Windows版アプリでBlock TrackersとBlock Malicious Sitesを両方オンにしてみました。
いくつかのニュースサイトを開いて確認しましたが、広告を非表示にするだけの拡張機能とは根本の仕組みが違うと感じました。
使うにはVPN接続が必須なのか?
結果から言うと、この広告・トラッカーブロックはVPN接続中しか機能しません。
DNSベースでVPNトンネルを通る通信をフィルタリングする仕組みだからです。
検証中にうっかりVPN接続を切ってしまいました。
| 環境。 | 広告・トラッカーブロック。 | 備考。 |
|---|---|---|
| Windows・Mac・Linux。 | 対応。 | Advanced Protectionから設定。 |
| Android・iOS。 | 対応。 | VPN接続中のみ有効。 |
| ブラウザ拡張。 | 対応。 | Chrome・Firefox・Edgeで利用可能。 |
| Apple TV。 | トラッカーのみ対応。 | DNSベースで制限あり。 |
| ルーター(Aircove)。 | 対応。 | ルーター自体がVPN接続を維持。 |
直後にニュースサイトで広告がどっと表示され、接続オフの影響を実感しました。
常時ブロックしたい人には、この接続前提の仕様を覚えておいてほしいところです。
NordVPNの広告ブロック(Threat Protection)は何が違うのか?
Threat Protectionという名称の機能で、内部は2種類に分かれています。
ProとPro以外で何が変わるのか?
要点から言うと、通常版はDNS型、Proはアプリ層で動くしくみです。
動作の仕組みも対応環境も異なるため、混同すると設定でつまずきやすくなります。
公式サポート情報を見ながら、両方をデスクトップアプリで切り替えて試しました。
| 項目。 | Threat Protection。 | Threat Protection Pro。 |
|---|---|---|
| 仕組み。 | DNSベースのフィルタリング。 | アプリ層での常時監視。 |
| VPN接続。 | 基本的に必須。 | 接続オフでも動作。 |
| 対応環境。 | 幅広いOS・端末。 | Windowsと一部Macのみ。 |
| 広告ブロック。 | 対応。 | 対応。 |
| マルウェアスキャン。 | 非対応。 | ダウンロードファイルを検査。 |
幅広い端末で気軽に使うなら通常版、より深く監視したいならProという住み分けです。
VPNを切っても広告ブロックは働くのか?
まず言えるのは、Proを使えばVPN接続がオフでも広告ブロックが動くという点です。
Proはアプリ層で常時稼働し、VPNトンネルに依存しないつくりだからです。
普段使いのMacがサイドロード版の対応バージョンより古いことがありました。
その結果、Proの一部機能が有効化できなかった失敗を経験しています。
VPNを切っても広告を防ぎたいなら、Pro対応環境かどうかの確認が欠かせません。
実際に使ってみて広告ブロック率に体感差はあったのか?
同じニュースサイトと動画サイトを両方のアプリで開き、広告の消え方をじっくり見比べました。
バナー広告や動画広告の消え方に違いはあったか?
率直に言うと、バナー広告に関してはどちらもほぼ同じ水準で消えていました。
両方とも広告配信ドメインをDNSレベルで止める仕組みが共通しているためです。
ただしYouTube内の動画広告は、どちらのVPNでも完全には消えませんでした。
| 対象。 | ExpressVPN。 | NordVPN。 |
|---|---|---|
| ニュースサイトのバナー広告。 | ほぼ非表示。 | ほぼ非表示。 |
| ページ下部のポップアップ広告。 | 非表示。 | 非表示。 |
| YouTubeの動画内広告。 | 一部残る。 | 一部残る。 |
| アクセス解析トラッカー。 | ブロック。 | ブロック。 |
| 検索結果のスポンサー枠。 | 一部残る。 | 一部残る。 |
動画内広告まで消したいなら、別の広告ブロッカーとの併用が現実的だと感じました。
誤ブロックや表示崩れなど気になった点は?
体感として、どちらのサービスでも一部サイトでレイアウト崩れが起きることがありました。
広告枠のスペースだけが空白のまま残る、というデザイン上の不具合です。
NordVPNのThreat Protectionをオンにしたまま会員サイトへログインしようとしました。

画面が固まってしまい、機能をオフにしたらあっさりログインできた経験があります。
不具合が出たときにすぐオフへ戻せる操作を覚えておくと、慌てずに済みます。
広告ブロック機能だけでどちらかを選んでいいのか?
広告が消えるかどうかだけでなく、使う環境や目的も踏まえて選ぶのが現実的だと感じています。
広告ブロックを最優先するならどちらが向いているか?
まとめて言うと、常時ブロックしたいならNordVPNのThreat Protection Proが有利です。
VPN接続の有無に関係なく広告・トラッカーを防げる点が大きな違いだからです。



切り忘れ対策を重視するかどうかで、向き不向きが分かれる印象です。
セキュリティ全体とのバランスで選ぶ場合のポイントは?
広く見ると、広告ブロック以外の機能も含めて比較したほうが失敗が少なくなります。


広告ブロックは付随機能であり、通信の暗号化や同時接続台数の使い勝手も日常利用に直結するためです。
日本語UIの見やすさや支払い方法の柔軟さも合わせて確認すると選びやすくなります。
スマートTVでの動作まで見ておくと、導入後の後悔が減ります。



広告ブロックはあくまで判断材料のひとつとして、総合的に検討する姿勢が近道でした。
スマホで広告ブロックを使うと何か違いが出るのか?
パソコンだけでなく、普段使いのスマホでの挙動も気になったので、外出先でも合わせて確認しました。
iPhoneとAndroidでの広告ブロックはどちらも同じように動くのか?
結果から言えるのは、両社ともスマホでは通常版のブロック機能しか使えないという点です。
NordVPNのThreat Protection Proは、公式情報でもWindowsと一部Macのみの対応となっています。
iPhoneとAndroidの両方でアプリを入れ、広告表示を見比べてみました。
| 環境。 | ExpressVPN。 | NordVPN。 |
|---|---|---|
| iPhone。 | Block Trackers対応(VPN接続時)。 | Threat Protection対応(VPN接続時)。 |
| Android。 | Block Trackers対応(VPN接続時)。 | Threat Protection対応(VPN接続時)。 |
| Threat Protection Pro相当。 | 非搭載。 | スマホ非対応。 |
スマホに関しては両社とも似た制約を抱えており、大きな差はないという印象でした。
バッテリー消費や通信量への影響はあったか?
結果としては、どちらのアプリでもバッテリー消費が急に増える様子は見られませんでした。
広告データそのものを読み込まずに済むぶん、通信量はむしろ減る場面もありました。
数日間、通常の使い方でブロック機能をオンにして様子を見ています。
通信量を気にする人にとっては、むしろありがたい副次効果だという声もあります。
まとめ:「ExpressVPNとNordVPNの広告ブロック機能を実際に使い比べてわかったこと」
両社とも広告・トラッカーをDNSレベルで防ぐ仕組みを備えています。
ExpressVPNはVPN接続中のみ動くBlock Trackersで、幅広い端末に対応します。
NordVPNは通常のThreat Protectionに加え、接続オフでも動くProを持つ点が特徴です。
| 比較軸。 | ExpressVPN。 | NordVPN。 |
|---|---|---|
| 広告・トラッカーブロック。 | Block Trackers。 | Threat Protection。 |
| VPNオフでの動作。 | 不可。 | Proなら可(対応OS限定)。 |
| 対応環境の広さ。 | 非常に広い。 | 通常版は広いがProは限定的。 |
| スマホでの利用。 | 通常機能のみ。 | 通常機能のみ。 |
バナー広告やポップアップの体感効果はほぼ互角でした。
ただし常時稼働という一点では、NordVPNのProに分があります。
どちらも広告を根こそぎ消すことはできませんが、日常のストレスはかなり軽減できます。
最後は好みの問題も出てきますが、実際に無料期間や返金保証を使って両方とも試してみる価値はあると感じています。
出典・参照元
※本ページに掲載している口コミ・体験談は、特定の個人を特定できないよう配慮しており、ウェブサイトおよびSNS上の公開情報をもとに編集しています。個人の体験に基づく情報であり、すべての方に同じ効果や変化が生じることを保証するものではありません。料金・サービス内容は変更される場合があるため、最新情報は必ず公式サイトにてご確認ください。









