Chromeウェブストアで「MillenVPN」と検索しても、それらしき拡張機能が一件も出てこなくて首をかしげたことはありませんか。
今回はMillenVPNとGlocal VPNを実際に契約し、ブラウザ拡張機能という切り口だけに絞って調べ比べてみました。
VPNの比較というと料金や速度に目が行きがちですが、拡張機能の有無は日々の使い勝手に直結します。
ChromeやEdgeに追加するだけで使えるタイプと、アプリを毎回起動する必要があるタイプでは操作感がまるで違います。
結果からお伝えすると、どちらの公式サイトにも拡張機能の案内ページ自体が見当たりませんでした。
片方に軍配が上がる展開を予想していたので、両社とも非対応という結果は正直やや意外でした。
拡張機能がないなら比較しようがないのかというと、そうでもありません。
アプリ側の作り込みや代替手段には、思った以上にはっきりとした違いが出ていました。
特に分割トンネリングの対応状況には、両社の開発方針の違いがそのまま表れていました。
ブラウザだけを手早く守りたい人ほど、この違いを知らずに契約すると後悔しやすい部分です。
検証にはWindowsパソコンとiPhoneを使い、実際の契約画面から順番に確認しました。
公式サイトの説明だけでなく、Chromeウェブストアの検索結果やサポートページの記載もあわせて参照しています。
拡張機能という言葉だけを聞くと地味なテーマに思えますが、実際に触ると発見が多い分野でした。
数字だけでは伝わりにくい部分は、実際に操作したときの体感を交えながら紹介していきます。
VPNサービス全体を見渡すと、拡張機能を提供しているのは一部の海外大手に限られる傾向が見られます。
国内発のサービスほどアプリ単体での提供にとどまっているケースが目立ちます。
MillenVPNとGlocal VPNもその傾向に当てはまるのか、実際に確かめてみることにしました。
実際に調べ始める前は、どちらか一方くらいは拡張機能を用意しているだろうと軽く考えていました。
両方とも見当たらないと分かった瞬間、正直なところ拍子抜けした気持ちが大きかったです。
MillenVPNの運営元アズポケット株式会社は2016年設立、Glocal VPNの運営元グローカルネットはネットワーク構築が本業です。
成り立ちも得意分野も違う二社ですが、拡張機能を後回しにしている点は不思議と共通していました。
普段からPCとスマートフォンを行き来する人ほど、拡張機能の有無は見落とせないポイントです。
逆に一つの端末だけで完結させたい人にとっては、それほど重視しない項目かもしれません。
拡張機能があるかどうかは、公式サイトのトップページだけでは意外と分かりにくい情報です。
結局のところ、Chromeウェブストアを直接検索するのが一番確実な確認方法でした。
以降では、その手順をそのままなぞりながら結果を紹介していきます。
拡張機能の有無だけでなく、アプリ側の代替機能まで含めて確認しておくと後悔しにくくなります。
次の章から、それぞれのサービスの実際の対応状況を見ていきます。拡張機能の有無を調べただけの地道な内容ですが、読んでもらえるだけで書いた意味があります。
そもそもMillenVPNとGlocal VPNに拡張機能はあるのか?
まずは両社の拡張機能の有無について、公式情報をもとに確認していきます。
MillenVPNの拡張機能事情はどうなっているのか?
MillenVPNの公式サイトとヘルプセンターを隅々まで確認しましたが、拡張機能の案内ページは存在しませんでした。
MillenVPNの対応状況をまとめると次のようになります。
| 項目 | MillenVPN |
|---|---|
| ブラウザ拡張機能 | 非対応 |
| 対応OS | Windows・macOS等 |
| 分割トンネリング | ドメイン単位で対応 |
| 運営会社 | アズポケット株式会社 |
対応状況の整理は以上です。
筆者自身、検索窓に「MillenVPN 拡張」と打ち込んだ瞬間に無関係なVPN拡張機能がずらりと並び、一瞬だけ手が止まりました。
結局それらしいものは一つもなく、公式には用意されていないと判断するまでに数分かかりました。
拡張機能ではなくアプリ本体の速度改善やサーバー拡充に開発リソースを割いているようでした。
Glocal VPNの拡張機能事情はどうなっているのか?
Glocal VPNの公式サイトとChromeウェブストアも同様に確認しましたが、拡張機能そのものが見つかりませんでした。
対応しているのはWindows・iOS・Android向けの公式アプリ、またはSoftEtherクライアントのみです。
対応状況を整理すると下記のようになります。
| 項目 | Glocal VPN |
|---|---|
| ブラウザ拡張機能 | 非対応 |
| 対応デバイス | Windows・iOS・Android |
| 分割トンネリング | 非対応 |
| 接続方式 | 公式アプリ・SoftEther |
対応状況の整理は以上です。
拡張機能を持たない代わりに、接続方式そのものは公式アプリ以外にもう一つ用意されている点が特徴です。
公式サイトにはSoftEther接続用のマニュアルPDFまで用意されており、法人利用も意識した作りだと感じました。
運営元の株式会社グローカルネットは、ネットワーク構築を本業とする会社です。
拡張機能を後回しにしている点はMillenVPNと共通していますが、代替手段の充実度には違いがありました。
両社とも拡張機能を持たないという、想定していなかった構図が見えてきました。
拡張機能がない中でブラウザだけ守るにはどうすればいいのか?
MillenVPNの分割トンネリングでブラウザだけを保護する方法は?
MillenVPNにはドメイン単位で通信を振り分けられる分割トンネリング機能があります。
ブラウザだけを保護したいときの手順は次のとおりです。
- アプリの設定画面から分割トンネリングを開きます。
- 対象アプリまたはドメインを個別に指定します。
- ブラウザだけをVPN経由に設定します。
- 接続を有効化して動作を確認します。
- 必要に応じて対象アプリを追加で調整します。

拡張機能の権限まわりを深掘りしたMillenVPNとNordVPNの権限比較もあわせて参考になります。
設定自体は数タップで完了し、想像していたよりも手間はかかりませんでした。
ドメインを個別指定できる分、細かく調整したい人には向いている作りです。
ただしアプリを常時起動させておく必要があるため、拡張機能のような気軽さとは少し違います。
それでもこの手軽さで本当に拡張機能の代わりになるのか、少し半信半疑なところもありました。
Glocal VPNをSoftEtherクライアントで使うとどう違うのか?
Glocal VPNでは公式アプリのほかに、SoftEtherクライアントを使う接続方法も選べます。
PCでの接続方法をいくつか挙げます。
- 契約後にマイページから公式アプリをダウンロードします。
- SoftEtherを使う場合は専用クライアントを別途導入します。
- マニュアルPDFの手順に沿ってプロファイルを設定します。
- 接続がうまくいかない場合はサポート窓口に問い合わせます。
あるユーザーはSoftEther版の設定でホスト名の入力を一文字間違えたまま数十分悩んだという話があります。
設定項目自体は多くないものの、拡張機能のようにワンクリックでは終わらない手間がある点は否めません。
公式アプリ版はワンタップで接続できるため、初めての人にはこちらが扱いやすい印象です。
SoftEther版は法人や特殊な回線環境向けの選択肢として用意されている位置づけだと感じました。
どちらの方式でも拡張機能を探す手間そのものがない点は共通しています。
拡張機能なしで運用する上で注意すべき点は何か?
拡張機能がない分、気をつけるポイントもアプリ中心に集約されます。
非公式アドオンの誤クリックにどう気をつければいいのか?
公式が拡張機能を出していないサービスほど、名前を騙った非公式アドオンが紛れ込みやすくなります。
先日、知人がChromeウェブストアで「Millen」に近い名前の無料VPNアドオンを追加しそうになったという話があります。
開発者情報を確認したところ、公式とは無関係の個人アカウントだったため、慌てて削除したそうです。
見分け方のポイントを整理すると次のようになります。
- 開発者名が公式の運営会社と一致しているか確認します。
- レビュー数や評価が極端に少なくないか確認します。
- 要求される権限が過剰でないか確認します。
- 公式サイトに掲載されたリンクから直接インストールします。

この程度の確認で本当に防げるのか、少し不安が残る部分でもあります。
常時アプリ起動で気をつけるべきポイントは何か?
拡張機能なら常時表示のアイコンで一目瞭然ですが、アプリの場合は起動し忘れに気づきにくくなります。
筆者もカフェで作業を始めた直後にMillenVPNアプリを起動し忘れ、数分間そのまま通信していたことがあります。
気づいたときはすでに調べ物のページを何件も開いた後で、冷や汗をかいた覚えがあります。
意識しておきたいポイントをまとめると次のとおりです。
| 確認項目 | ポイント |
|---|---|
| 起動状態の確認 | 作業前に必ずタスクトレイを見る |
| 自動起動設定 | OS起動時に自動で立ち上げる |
| 接続通知 | 通知欄で状態を確認する習慣をつける |
ポイントの整理は以上です。
MillenVPNもGlocal VPNも、OS起動時の自動接続を設定できる点は共通しています。
自動起動をオンにしてからは、起動し忘れる場面がほとんどなくなりました。
分割トンネリングの比較でも、常時起動が前提になる点が挙げられています。
拡張機能がない分、起動状態の確認を習慣化することが実質的な安全対策になります。
まとめ
MillenVPNとGlocal VPNはどちらも公式のブラウザ拡張機能を提供しておらず、専用アプリでの利用が前提になっています。
MillenVPNはドメイン単位の分割トンネリングでブラウザだけを保護する調整ができます。
Glocal VPNは公式アプリに加えてSoftEtherクライアントという接続方式の選択肢を持っています。
どちらも拡張機能というカテゴリーそのものを持たない点は、意外にもしっかり共通していました。
拡張機能がないという共通点だけを見ると差がなさそうに思えますが、代替手段の柔軟さには違いがありました。
ブラウザだけを細かく調整したい人にはMillenVPNの分割トンネリングが向いています。
接続方式そのものを選びたい人にはGlocal VPNのSoftEther対応が魅力に映るはずです。
非公式アドオンの誤クリックだけは、どちらを選んでも共通の注意点として意識しておきたいところです。
仕様は今後変わる可能性もあるため、契約直前には公式サイトの最新情報もあわせてご確認ください。
拡張機能という一つの切り口だけでも、契約前に調べておく価値は十分にあると感じました。
普段の作業スタイルを思い浮かべながら、無理のない運用方法を選んでみてください。
今回の検証がMillenVPNとGlocal VPNを見比べる材料の一つになれば幸いです。
拡張機能の有無も含めて料金や機能を比べたいなら拡張機能なしでも選べる最新プランを確認しておくと安心です。
拡張機能の有無という地味な切り口まで読んでいただき、ありがとうございます。
疑問が解消し、納得のいく選択につながれば嬉しいです。
出典・参照元
本記事は2026年9月時点の公式サイトやChromeウェブストア等の情報をもとに作成しており、契約前に公式サイトでの確認をおすすめします。










