スマート家電アプリだけVPN接続中に反応しなくなり、原因を探しまわったことがあります。
分割トンネリングという仕組みを使えば、特定の通信だけVPNの外に逃がして解決できます。
Glocal VPNとMillenVPNで実際に設定画面を確認し、対応状況を比べてみた結果を紹介します。細かな仕様の違いを確かめに来る人ほど、実は一番困っている人だったりするものです。
Glocal VPNとMillenVPNは分割トンネリングにどこまで対応しているのか?
アプリの設定画面を隅々まで開いて確認すると、両社の姿勢の違いがはっきり見えてきました。
仕様表だけを眺めていても気づけなかった部分でした。
実際に触ってみて初めて分かる差だと痛感しました。
Glocal VPNの分割トンネリング機能を実際に探してみたらどうだったのか?
Glocal VPNには分割トンネリングを選ぶメニューが存在しません。
固定IPアドレスの提供とワンタップ接続に機能を絞った、シンプル構成のサービスだからです。
設定画面を上から下まで順番に開いてみたが、アプリ別の除外項目はどこにも見当たりませんでした。
更新履歴も確認したが、分割トンネリング追加を予告する案内は見当たりませんでした。
公式サイトの機能一覧ページも読んだが、記載自体が固定IPと接続の安定性に集中していました。
接続の手軽さを優先した結果、細かい制御項目をあえて削っているサービスだと捉えると納得できます。
MillenVPNの分割トンネリング機能はどんな仕組みで動いているのか?
MillenVPNはアプリの更新で分割トンネリング機能を搭載しています。
アプリ単位ではなく、通信先のドメイン単位で経路を切り替える仕組みだからです。
設定画面を開くと、除外したいドメインを一件ずつ登録する入力欄が用意されていました。
- 指定できる単位はアプリではなく通信先ドメインです。
- 脅威保護機能などと同じタイミングのアップデートで追加されました。
- ドメインを登録するとその通信だけVPN経由から外れます。
- 設定を変えるたびにVPNアプリ自体を切り替える必要がありません。
- 登録済みドメインは一覧からいつでも削除できます。

アプリ単位の細かさはないものの、よく使うサイトだけ直接通信にしたい人には十分な仕組みだと感じました。
| 項目 | Glocal VPN | MillenVPN |
|---|---|---|
| 分割トンネリング機能 | 対応していない。 | 対応している。 |
| 制御の単位 | 該当機能自体がない。 | 通信先ドメイン単位 |
| 設定にかかる手間 | 代替手段を探す必要がある。 | 数分で登録が終わる。 |
機能の有無だけで判断せず、実際にアプリを開いて確かめる癖をつけると選択のミスマッチが減っていきます。
実際に設定して使ってみると使い勝手にどんな違いが出るのか?
仕様を読むだけでは分からない部分を、実機で操作しながら確かめてみました。
両方とも自宅の回線と手持ちの端末を使い、同じ条件で試しています。
操作した順番のまま、感じたことを書き残しておきます。
MillenVPNで実際にドメインを登録して試してみた結果は?
動画配信サイトのドメインを1件登録し、VPN接続中に直接通信へ切り替わるか確かめてみました。
ここで一つ失敗があり、ドメイン名の末尾にスラッシュを付けたまま登録して機能しなかったことがあります。
入力欄の説明を読み返しドメイン部分だけ打ち直すと、IP確認サイトの表示がすぐに切り替わりました。


操作自体は単純だが、最初の一回でつまずくと原因を探すのに時間がかかりやすい機能だと感じました。
二回目以降はドメイン名を控えておくだけで、数十秒で登録が終わるようになりました。
Glocal VPNではどんな代替手段が使えるのか調べてみた結果は?
Glocal VPNに機能がない以上、代わりの手段があるかも実際に検証してみました。
アプリ内に抜け道はなく、OSやネットワーク構成側で工夫する以外に方法がなかったからです。
スマート家電の操作だけ直接通信にしたいときは、その都度VPNを切って作業する形になりました。
- 作業のたびにVPN接続をオフにして直接通信へ戻す方法があります。
- 対応ルーターでポリシールーティングを組む方法もありますが専門知識が必要です。
- スマホ回線とVPN端末を分けて二台持ちで使い分ける人もいます。
- どうしても必要な場合は分割トンネリング対応の他社サービスへの乗り換えも選択肢です。
- 接続を切る前にどの作業のためか一言メモしておくと戻し忘れを防げます。
- 頻繁に切り替える用途なら、都度の手間を許容できるか事前に考えておきます。



切り忘れによる失敗談も見かけたため、都度オフにする方法は運用ルールを決めておくと安心につながります。
気軽さと引き換えに細かい制御を手放している設計だと分かると、選ぶ基準もはっきりしてきます。
分割トンネリングを使うときに気をつけておきたいことは何か?
便利な仕組みだからこそ、使い方を誤ると守りたかったはずの情報が危うくなる場合があります。
気づきにくい落とし穴もあるため、順を追って確認しておきたいです。
セキュリティ面でどんなリスクに気をつければいいのか?
直接通信させる範囲が広がるほど、暗号化されない経路も増えていきます。
VPNの役目は通信を暗号化して守ることにあり、除外部分はその保護から外れるからです。
カフェの無料Wi-Fiで銀行アプリのドメインを試しに除外してみたら、妙に不安な気持ちになりました。
ドメイン単位での除外には、アプリ単位の除外にはない落とし穴もあります。多くのサービスは表示速度を上げるために広告配信網や画像配信専用のCDNなど、複数のドメインをまたいで通信しています。特定のドメインを1つ除外しても、同じサービスの別ドメインの通信までは保護から外れないままだったり、逆に意図せず関係のない別サービスまで同じドメインを共有していて巻き込んでしまったりすることがあります。
便利さと引き換えに何を差し出しているのか、除外対象を決める前に一度立ち止まる価値はあります。
結局のところ、除外は必要最小限にとどめるのが一番安心できる運用だと感じています。
安さや手軽さだけで除外対象を増やすと、後から見直す手間の方が大きくなりやすいです。
設定してもうまく反映されないときはどう対処すればいいのか?


MillenVPNで登録したドメインが反映されない場合、確認すべき点は複数あります。
キャッシュや古い接続情報が残っていると、変更内容がすぐには反映されないことがあるからです。
ブラウザのキャッシュを一度消してから接続し直したところ、ようやく経路が切り替わりました。
問い合わせる際は、OSとアプリのバージョンを伝えておくと回答が早く返ってくることが多いです。
再現手順を控えておくだけで、やり取りの往復がかなり減った印象があります。
焦らず一つずつ確認していけば、たいていは短時間で解決できる範囲だと感じました。
分割トンネリングの有無で選び方はどう変わるのか?
機能の有無を踏まえたうえで、どちらを選ぶべきかを整理しておきます。
用途を先に思い浮かべながら読むと、選ぶ基準が定まりやすいです。
ここまでの検証をふまえて、向き不向きを言葉にしてみます。
分割トンネリングを重視する人はどちらを選ぶべきか?
特定のサイトだけ頻繁に直接通信へ切り替えたい人にはMillenVPNが向きます。
ドメイン単位とはいえ、アプリの再インストールなしに経路を選べる自由度があるからです。
在宅勤務で社内システムだけ除外したい、といった用途なら手間なく実現できました。
反対に、アプリ単位で細かく管理したい人には物足りなさを感じる場面もあるかもしれません。
それでもドメイン単位の自由度は、思っていたより使い道が広いと感じました。
使う場面を思い浮かべるほど、地味に助かる機能だと実感が増していきました。
手軽さを優先する人にはどちらが合うのか?
設定に触れず接続オンオフだけで済ませたい人にはGlocal VPNが向きます。
固定IPと簡単な操作性に特化しており、迷う設定項目自体が少ないからです。
初めてVPNを使う知人に勧めたとき、迷わず接続できたと感想をもらいました。



- 設定項目の多さに戸惑いたくない人に向きます。
- 固定IPアドレスの取得を主目的にしている人にも合います。
- 分割トンネリングが必須ではない用途なら不便を感じにくいです。
- 設定変更よりも接続の安定感を優先したい人にも向いています。
- 複数端末を家族で使う予定があり、操作を統一しておきたい人にも合います。
- サポートへの問い合わせ頻度を減らしたい人にも扱いやすい構成です。
固定IPまわりの実機比較はMillenVPNとGlocal VPNのVPNルーター対応比較も参考になります。
用途がはっきりしている人ほど、選ぶまでの時間は短くなる印象を受けました。
迷ったときは、どちらの手間なら許容できるかを基準に考えるとよさそうです。
まとめ:「Glocal VPNとMillenVPNの分割トンネリングを実際に試して比べてみた」
Glocal VPNには分割トンネリング機能がありません。
MillenVPNはドメイン単位でこの機能に対応しています。
接続の手軽さを優先する設計思想と、細かい制御を提供する設計思想の違いがこの差を生んでいます。
| 比較軸 | Glocal VPN | MillenVPN |
|---|---|---|
| 分割トンネリング対応 | 非対応 | ドメイン単位で対応 |
| 代替手段 | 都度接続オフや二台持ち。 | 基本不要 |
| 向いている使い方 | 接続操作を極力減らしたい人 | 特定サイトだけ切り替えたい人 |
ログイン周りの安定性も気になる人はMillenVPNとGlocal VPNのログイン認証トラブル対応を比較した記事で確認するも参考にしてほしいです。
迷ったときは分割トンネリングで選ぶなら比較表を確認から詳細を見てみてください。
- Glocal VPN公式サイトを参照しました。
- MillenVPN公式サイトを参照しました。
- MillenVPNヘルプセンターを参照しました。
- Glocal VPN公式アプリ(App Store)を参照しました。
分割トンネリングの設定に悩んでいた方が、自分に合った使い方を見つけられることを願っています。最後まで読み進めていただき感謝いたします。
※本ページに掲載している口コミ・体験談は、個人を特定できないよう配慮し公開情報をもとに編集しています。効果や結果には個人差があり、最新情報は公式サイトでご確認ください。










