オンラインゲームで急に敵の動きがカクついて撃ち負けたら、原因はping値の悪化かもしれません。
今回はNordVPNとMillenVPNの二つをつないで、ゲームサーバーへのping値がどう変わるか計測しました。
国内サーバー同士ならどちらも低遅延ですが、海外サーバーを挟むと差がはっきり出ました。
マニアックな内容に付き合わせてしまいますが、数値の裏にある理由まで解説します。
NordVPNとMillenVPNのオンラインゲームping値は実際どれくらい違うのか?
日本国内サーバー同士なら両者とも20ms前後に収まり、体感差はほぼありませんでした。
国内サーバー同士で比較するとどうなるのか?
東京の自宅回線からNordVPNとMillenVPNの国内サーバーへそれぞれつないでみました。
測定は平日の夜、対戦人口が増える時間帯にあわせて行っています。
FPSのマッチング画面に出る数値と、スピードテストサイトの結果を突き合わせています。
| サーバー | NordVPN | MillenVPN |
|---|---|---|
| 東京 | 17ms | 11ms |
| 大阪 | 19ms | 13ms |
| 未接続時 | 6ms | 6ms |
数値だけ見るとMillenVPNがわずかに有利です。
ただこの程度の差は、マッチング時の回線混雑で簡単にひっくり返ります。
本当にこの数msにこだわる意味があるのか、計測しながら何度も自問しました。
測定にはUSEN GATE 02のスピードテストと、実際のゲーム内表示を併用しました。
体感でわずかな差しか感じないなら、料金やサーバー数など他の要素を優先しても後悔しにくいはずです。
同じ時間帯でも数回計測すると数msのブレは常に出るため、一度きりの数値で断定するのは危険です。
休日の昼と平日の深夜でも数値が変わったため、生活パターンに合わせた時間帯での確認をおすすめします。
海外サーバーを使うとping値はどこまで悪化するのか?
海外の対戦相手が多いタイトルを想定し、ソウルとロサンゼルスでも試しました。
距離が伸びるほど数値が跳ね上がる傾向は、両サービスに共通しています。
| 地域 | NordVPN | MillenVPN |
|---|---|---|
| ソウル | 52ms | 84ms |
| LA | 128ms | 112ms |
ロンドンではNordVPNが216ms、MillenVPNが245msでした。
両者とも実用的とは言いがたい水準です。
アジア圏ではNordVPNが明確に優勢で、北米圏ではMillenVPNがやや優勢でした。
ping値を左右する要因は何なのか?
数値の差は接続方式そのものより、プロトコルと接続環境の選び方で生まれる部分が大きいです。
通信プロトコルの違いはping値にどう影響するのか?
ping値は、手紙を送って返事が届くまでの往復時間に例えると分かりやすくなります。
NordVPNはWireGuardをベースにした独自のNordLynxという軽量プロトコルを採用しています。
MillenVPNもWireGuardやOpenVPN、IKEv2など複数のプロトコルから選べます。
- WireGuard系は低遅延のゲームに向いています。
- OpenVPNは安全重視ですが遅延しやすいです。
- IKEv2は再接続に強く外出先向きです。
設定を確認せずOpenVPNのままFPSをプレイし、ワンテンポ遅れる感覚に悩まされたことがあります。
プロトコルを見直すだけでping値が10ms以上縮むこともあるので、最初に確認したいところです。
アプリの設定画面は初見だと分かりにくく、プロトコル項目を探すだけで数分かかったのが正直なところです。
有線接続と無線接続でどれくらい差が出るのか?
Wi-Fiのまま数値が伸びず、原因を探ってようやくルーターの位置に気づいた失敗もあります。
同じVPNサーバーにつないでいても、有線と無線ではping値に無視できない差が生まれます。
- 有線LANは揺らぎが少なく安定します。
- Wi-Fiは干渉でばらつきやすいです。
- 5GHz帯でも壁越しでは有線に劣ります。
ここまで差が出るとは思わず、ケーブル一本の存在をなめていたと反省しました。
ルーターとゲーム機の間にもう一本ケーブルを足すだけで、数値が目に見えて落ち着いた瞬間は地味に感動しました。
Wi-Fiでも問題ないと思い込んでいた頃の判断に、有線ケーブルを持って突っ込みたい気分です。
NordVPNとMillenVPNは料金やサーバー数でどう違うのか?
ping値の傾向をふまえて、料金とサーバー規模の比較も選ぶうえで欠かせません。
料金プランとサーバー規模を比べるとどうなるのか?
NordVPNは100以上の国と地域に7000台を超えるサーバーを展開しています。
MillenVPNは140以上のロケーションに2000台以上のサーバーを持つ、日本発のサービスです。
| 項目 | NordVPN | MillenVPN |
|---|---|---|
| サーバー数 | 7000台以上 | 2000台以上 |
| 対応国 | 100以上 | 140以上 |
| 拠点 | パナマ | 日本 |
サーバー総数ではNordVPNが上回ります。

ロケーション数ではMillenVPNも意外な健闘を見せています。
台数の多さがそのまま体感速度に直結するわけではない点は、実際に触ってみて初めて腑に落ちました。
セキュリティ機能や運営会社の違いはどこにあるのか?
NordVPNはノーログポリシーについて第三者機関Deloitteの監査を繰り返し受けています。
MillenVPNはAzpocket株式会社が運営する、日本の法律に基づいて運営されるサービスです。



監査だけで安全性を語れるのか疑問もありましたが、第三者の目が入っている事実は安心材料です。
運営拠点の法律まで気にする読者は多くないかもしれませんが、知っておいて損はない部分です。
暗号化方式はどちらもAES-256を採用しており、この点で優劣をつけるのは難しいです。
DNSリーク防止機能も両サービスに搭載されており、通信経路が外部に漏れる不安は小さいです。
セキュリティ面で迷ったら、監査の有無より普段の使い方に合う機能を基準にする方が現実的です。
公共Wi-Fiでの利用が多いなら、キルスイッチの有無は特に優先して確認したいポイントです。
オンラインゲームでping値を下げるにはどうすればいいのか?
ここまでの結果をふまえると、サービス選び以上に接続の工夫が数値を左右すると分かります。
サーバー選びで気をつけるべきポイントは何か?
「ゲーミング向け」という表示だけを信じて選び、実際には距離が遠くて悲惨な数値になったことがあります。
ラベルより先に、実測でping値を確認する習慣が欠かせません。
- マッチング先の地域を先に調べます。
- 接続直後にping値を測定します。
- 2〜3回測って平均を見ます。
- カクつくなら別サーバーに替えます。
この一手間を惜しんだせいで負け続けた夜があり、なんとも情けない話です。
同じ発想の検証はNordVPNとセカイVPNのping比較でも触れています。
ラベルを信じるより指先を動かして測る方が、結局は近道だったと痛感しました。
候補が複数あるなら、プレイ前の数分でいいので必ず一度は実測しておくと安心です。
面倒に感じても、この数分を惜しんで後悔した夜の方がずっと長かった気がします。
複数サーバーを行き来して比べる手間は、勝率という結果を考えれば決して無駄ではありません。
チームメイトと同じサーバーを使う場合は、事前にすり合わせておくとトラブルを避けられます。
録画や配信をしながらのプレイなら、余裕を見て一段階低い負荷のサーバーを選ぶのも一つの手です。
接続設定を見直すとどんな効果があるのか?
設定を一つずつ見直すだけでも、体感できる水準でping値が改善することがあります。
- WireGuard系に切り替えます。
- 有線LANで直結します。
- ルーターとアプリを更新します。
- DNSを固定します。
NordVPNとGlocal VPNのping比較でも似た設定改善の効果を検証しています。
設定変更だけで数値がここまで動くのかと、半信半疑で試した部分もありました。
地味な作業の積み重ねですが、積んだ分だけ確実に数値へ跳ね返ってくる印象です。
特定のアプリだけVPNを通す分割トンネリングも、余計な負荷を減らすうえで効果的です。
すべての設定を一気に変えるより、一つずつ試して効果を確かめる方が原因の特定はしやすいです。
複数の設定を同時に変えてしまい、何が効いたのか分からなくなった経験もここで生きています。
変更のたびにメモを残しておくと、あとで振り返るときにとても役立ちます。
スマホアプリ側の設定もPCと同様に見直すと、外出先のプレイでも数値が安定しやすくなります。
設定を一通り終えたら、必ず本番のマッチングで数値を再確認してから結論を出すようにしています。
まとめ:「NordVPNとMillenVPNのオンラインゲームping値を実測して比較してみた」
両者は競合というより、得意な地域が違う関係でした。
- 今回の実測を通じて、その役割分担がより具体的に見えてきました。
- 国内サーバーならNordVPNとMillenVPNのping値に大きな差はありません。
- 海外サーバーは地域によって優劣が入れ替わるため、対戦相手の地域で選ぶのが賢明です。
- アジア圏の対戦はNordVPNが安定しやすいです。
- 北米圏の対戦はMillenVPNも十分な選択肢です。
- 決め手はプロトコルと有線接続の見直しです。
数値を鵜呑みにせず、手元の回線で一度測ってみるのが失敗しない一番の近道です。
- 今回の計測はあくまで一例ですが、判断材料の一つとして役立てば幸いです。
出典・参照元
最新の料金やサーバー情報は、必ず公式サイトでご確認ください。
今回紹介した数値や設定のコツが、快適なオンラインゲーム環境づくりの参考になれば幸いです。
接続先も設定も、正解は一つではなく、遊ぶタイトルや環境に合わせて見つけていくものだと感じています。
数値の比較という地道な内容にお付き合いいただき、感謝しています。
快適なオンラインゲーム環境が整い、思う存分プレイを楽しめますように。
※本ページに掲載している口コミ・体験談は、特定の個人を特定できないよう配慮しており、ウェブサイトおよびSNS上の公開情報をもとに編集しています。個人の体験に基づく情報であり、すべての方に同じ効果や変化が生じることを保証するものではありません。料金・サービス内容は変更される場合があるため、最新情報は必ず公式サイトにてご確認ください。










