MillenVPNとセカイVPNは、どちらも日本発の老舗VPNとして人気を集めています。
料金や使いやすさは比較されがちですが、オンラインゲームのping値まで実測した比較は多くありません。

- MillenVPNとセカイVPNの国内サーバーで実測したping値の違いが分かります。
- pingの数値がオンラインゲームの体感にどう影響するかを解説します。
- プレイスタイル別にどちらのサービスが向いているかも紹介します。
- 実際にプレイして感じた失敗談も合わせて紹介します。
- 検証で見えてきた注意点や選び方のコツも取り上げます。
- 料金や運営会社の違いも表にして分かりやすく整理します。
- サーバーやプロトコルの違いがping値にどう関わるかも扱います。
ゲームのping値という(ここまで付き合ってくれる方には感謝しかありませんが)細かい数字の話を、これから具体的に見ていきます。
MillenVPNとセカイVPNのping値を実際に測ってみた結果は?
自宅のネット回線を使い、MillenVPNとセカイVPNの国内サーバーでping値を計測しました。
検証環境と測定方法はどうしたのか?
測定にはPingPlotterとゲーム内表示のping値を使い、有線LAN接続で確認しました。
- 回線はマンションタイプの光回線を使い、有線LANで接続しました。
- 対象タイトルはValorantとApex Legendsの2本を使用しました。
- 各サーバーで10回ずつping値を測定し、平均値を算出しました。
- 比較のため、夜21時台という混雑しやすい時間帯に統一しました。
- 比較の公平さを保つため、同じ日に両社を続けて測定しました。
- ルーターを再起動し、回線状況をリセットしてから測定を開始しました。
- OSやアプリのバージョンも両社で最新の状態に統一しました。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 回線 | 光回線 |
| ツール | PingPlotter |
| 対象 | Valorant等 |
有線接続とWi-Fi接続の両方でも追加の測定を行いました。
実測したping値の結果はどうだったのか?
結果は、MillenVPNの方がセカイVPNよりわずかに低いping値を示しました。
| サービス | 国内 | 海外 |
|---|---|---|
| MillenVPN | 24ms | 310ms |
| セカイVPN | 34ms | 320ms |
VPNを使わない直接接続では、平均12ms程度まで下がりました。
海外サーバーに接続すると、両社とも300ms前後までping値が悪化しました。
| サービス | ジッター |
|---|---|
| MillenVPN | 3ms |
| セカイVPN | 5ms |
とくにApex Legendsでは、pingの差が撃ち合いの体感に直結すると感じました。
パケットロスの発生頻度にも目立った差は見られませんでした。
| サービス | 変動幅 |
|---|---|
| MillenVPN | 20-30ms |
| セカイVPN | 28-42ms |
変動幅を見ても、MillenVPNの方が安定していました。
今回の実測で確認できた傾向を整理すると次のようになります。
- 短時間の再測定でも、順位はほぼ変わりませんでした。
- 深夜帯に測定すると、両社ともpingがやや改善しました。
通信速度の実測は他の検証でまとめており、MillenVPNとセカイVPNの速度比較で確認できます。
そもそもpingが低いとゲームは何が変わるのか?
ping値はデータが往復する時間を示す数値で、低いほど操作の反応が速くゲームが快適になります。
pingの数値が示す体感の違いとは?
ping値は道路の混雑具合に近く、数値が低いほど信号がスムーズに届きます。
| ping帯 | 体感 |
|---|---|
| 〜30ms | 快適 |
| 30〜60ms | やや遅延 |
| 60〜100ms | やや不利 |
| 100ms〜 | 致命的な遅延 |
60msを超えたあたりから、対戦相手との駆け引きで不利を感じやすくなります。
プロゲーマーの多くが20ms前後を目安にサーバーを選んでいます。
pingの違いは、対人戦の駆け引きの場面でとくに表れやすくなります。
- 相手より一瞬早く物陰から飛び出す駆け引きの場面です。
- 複数人が同時に発砲する乱戦での判定です。
- 味方との連携タイミングを合わせるシーンです。
- 遠距離からの狙撃で照準がずれる場面です。
- 着地際の索敵で敵の反応が一瞬遅れて見える場面です。
- 回復アイテムを使うタイミングが一瞬ズレて事故につながる場面です。
- 格闘ゲームでの投げ抜けなど、フレーム単位の操作が絡む場面です。
高ping環境で実際に起きる症状は?
高いping値の環境では、対戦ゲームで次のような症状がよく報告されています。
こうした症状は、通信速度の数値だけでは見抜けない点に注意が必要です。
MillenVPNとセカイVPNのサーバーやプロトコルはゲーム向きなのか?
サーバー拠点と対応プロトコルを比較すると?
公式情報をもとに、両社のサーバー規模とプロトコルをまとめました。
| 項目 | MillenVPN | セカイVPN |
|---|---|---|
| 対応国数 | 140カ国 | 10カ国 |
| プロトコル | IKEv2 | OpenVPN |
WireGuardにはどちらのサービスも対応していません。
実はMillenVPNが採用するIKEv2には、MOBIKEという仕様が組み込まれています。
Wi-Fiからモバイル回線へ切り替わった瞬間にIPアドレスが変わっても、暗号化セッションを一から張り直さずに引き継げる仕組みです。
- ゲーム目的なら、まず国内サーバーのpingを確認するのが基本です。
- 拠点数が多いMillenVPNは、海外プレイヤーとの対戦にも対応しやすい構成です。
- プロトコルの種類よりも、実測したping値の方が判断材料として重要です。
- 同時接続数やアプリの対応OSも、日常使いでは意外と重要な要素です。
- プロトコルが多いセカイVPNは、環境に合わせた接続方式を選びやすい構成です。
- ゲーム機やスマホなど、複数デバイスで使う場合は対応OSも確認しましょう。
- アプリの安定性や再接続の速さも、長時間プレイでは意外と効いてきます。
料金・運営会社・ノーログ方針はどう違うのか?
料金体系と運営会社の情報も、サービス選びで見逃せないポイントです。
| 項目 | MillenVPN | セカイVPN |
|---|---|---|
| 月額目安 | 396円〜 | 1100円 |
| 運営会社 | アズポケット | インターリンク |
| 拠点国 | 日本 | 日本 |
MillenVPNは公式ページでノーログ方針を明記しています。
セカイVPNは第三者監査の情報を公開していない点が異なります。
セカイVPNの遅延傾向はNordVPNとセカイVPNのping値比較でも確認できます。
- 返金保証などのお試し制度も契約前に確認しておくと安心です。
- 解約方法や自動更新の有無も事前にチェックしておきましょう。
- 支払い方法やアプリの対応OSも契約前の確認ポイントです。
- 同時接続台数の上限も、家族利用を考えるなら見逃せません。
- 月額固定のセカイVPNは、長期利用時の総額が計算しやすい料金体系です。
- 短期パスがあるMillenVPNは、旅行や大会前だけ使いたい人にも便利です。
実際にオンラインゲームで使うとどちらが快適だったのか?
数値だけでなく、実際のプレイ感覚やテスト中に気づいた失敗も含めて比較しました。
FPS・対戦ゲームでの体感差はどうだったのか?
ValorantとApex Legendsを使い、実際の撃ち合いでの体感を確認しました。
ゲーム向けとうたうVPNが本当に効果を発揮するのか、当初は半信半疑でした。
体感の差を項目ごとに整理すると次のようになりました。
- MillenVPNは国内サーバー接続時、撃ち合いでの遅延をほとんど感じませんでした。
- セカイVPNも国内サーバーでは実用的な水準でしたが、時間帯により変動がありました。
- 海外サーバーを選んだ場合は、どちらのサービスでも大幅にpingが悪化しました。
- 回線が混み合う夜間でも、両社とも極端な切断は発生しませんでした。
- 画面録画をしながらでも、目立った遅延の増加はありませんでした。
- 数値上の差は10ms程度でしたが、体感差はそれ以上に感じられました。
- 連続して1時間以上プレイしても、ping値が大きく崩れることはありませんでした。
テスト中に気づいた失敗と対策は?
検証を進める中で、ping値を悪化させる典型的な失敗にも気づきました。
失敗を避けるコツは、契約前に必ず最寄りサーバーのpingを実測することです。
アプリの表示だけで判断せず、実際のゲーム画面で体感を確かめることも重要です。
複数のゲームで検証する中で、次のような対策を心がけるようになりました。
- 接続前に公式サイトでサーバーの混雑状況を確認します。
- 複数のサーバーを試し、pingが最も低い場所を選びます。
- 大会や大事な試合の前には、必ず事前に接続テストを済ませます。
- 有線接続を優先し、Wi-Fiは最後の手段として使うようにします。
- テスト結果はスクリーンショットで残し、後から見比べるようにしています。
MillenVPNとセカイVPNはどちらを選ぶべきか?
プレイスタイルや重視するポイント別に見ると、選ぶべきサービスは変わってきます。
競技系FPSを本気でプレイする人には?
順位や勝率にこだわるなら、pingの低さが直接勝敗に響きます。
- MillenVPNは国内サーバーのpingが低く、撃ち合いの安定感を重視する人に向きます。
- 料金の安さも魅力で、長期契約なら月額396円から利用できます。
- 中国など規制が厳しい国でも安定してつながる点も強みです。
- Apex LegendsやValorantなどFPS中心にプレイする人と相性が良いです。
- 試合中の回線切断もテスト中には発生しませんでした。
- 大会形式のイベントに参加する場合も、低pingは大きな武器になります。
- 短期パスから始めて、手元の環境で効果を確かめる使い方もできます。
- 中国など海外出張が多い人にとっても、実用面での恩恵は大きい構成です。
カジュアルにゲームを楽しみたい人には?
対戦の勝率よりも、安定した接続とサポートの手厚さを重視する人もいます。
- セカイVPNはサポート対応の評判が良く、初めてのVPNとしても扱いやすい選択肢です。
- 多少のping差より、安心して長く使えることを優先したい人に向いています。
- 1995年創業のインターリンクが運営しており、老舗の安定感があります。
- 月額料金が固定なので、家計管理がしやすい点も魅力です。
- 家族利用など複数端末での接続台数もチェックしておくと安心です。
- ブラウザ拡張機能を使えば、ワンクリックで接続を切り替えられます。
- 2カ月の無料期間があるため、実際のping値をじっくり試せます。
- 老舗ISPならではの手厚いサポート体制も、初心者には心強いポイントです。
まとめ:MillenVPNとセカイVPNのping実測結果
- 国内サーバーのpingはMillenVPNが平均24ms、セカイVPNが平均34msでした。
- 海外サーバーに接続すると、両社ともping値が300ms前後まで悪化しました。
- 撃ち合いの安定感では、MillenVPNの方がやや快適に感じられました。
- 料金の安さと国内pingの低さを重視するならMillenVPNが有力です。
- サポートの手厚さや老舗の安心感を重視するならセカイVPNも選択肢です。
- ジッターやパケットロスの面でも大きな差は見られませんでした。
- 迷った場合は、まず短期プランで実際のping値を試すのも一案です。
- 両社とも国内サーバーなら実用水準ですが、体感の余裕度には差がありました。
出典・参照元
とはいえ差はわずかなので、料金や運営方針も含めて選ぶのが得策です。
契約前には、必ず手元のプレイ環境で実際のping値を確認することをおすすめします。
細かい数字の比較を追ってくださった方に、感謝申し上げます。
ゲーム環境の悩みが解消され、思う存分楽しいプレイ時間を過ごせますように。

