VPNを選ぶとき、料金や速度にばかり目が行きがちですが、実は対応OSの広さが最初に確認すべきポイントで、疑問を解決しようとここまで読みに来てくださった判断は正解だったと思います。
ExpressVPNとセカイVPNは国内で人気の高いVPNサービスですが、対応デバイスの幅にはかなりの違いがあります。
今回は両サービスの公式情報をもとに、対応OS・デバイスを実機ベースで比較しました。
結論を先に言うと、ExpressVPNはWindows・Mac・Linux・iOS・Androidまで幅広く対応しています。
一方でセカイVPNはWindows・Mac・iOS・Androidに対応していますが、Linux向けの公式アプリはありません。

ExpressVPNとセカイVPNの対応OSに違いはある?
対応OSを一覧表で比較しました。
パソコン(Windows・Mac・Linux)の対応状況は?
パソコン向けの対応状況は、次の表のとおりです。
| OS | ExpressVPN | セカイVPN |
|---|---|---|
| Windows | 公式アプリで対応 | 公式アプリで対応 |
| Mac | Apple Silicon対応の公式アプリあり | 公式アプリで対応 |
| Linux | Ubuntu・Debian・Fedoraなど主要ディストリビューションに対応 | 公式アプリの提供なし |
スマホ・タブレット(iOS・Android)の対応状況は?
モバイル端末は次のような対応状況です。
- ExpressVPNのiOS版:iOS 15以降のiPhone・iPadに対応しています。
- ExpressVPNのAndroid版:Google Playのほか、APKの直接インストールにも対応しています。
- セカイVPNのiOS版:公式アプリでの利用に対応しています。
- セカイVPNのAndroid版:端末標準のVPN設定機能を使って接続する仕組みです。
- セカイVPNのタブレット版:Androidタブレットも、スマホと同じ標準機能で接続できます。
- iPadOS:iOS版アプリがそのままインストールでき、画面レイアウトも最適化されています。
ExpressVPNはルーターやTVにどこまで対応している?
家庭内の機器をまとめて守れる対応範囲があります。
ルーター対応の詳細は?
ルーターへの対応は次のとおりです。
- Aircove:ExpressVPN専用に開発された、設定不要のVPNルーターです。
- Asus・Linksys・Netgear:一部機種に専用アプリが用意されています。
- DD-WRTやTomatoなどのファームウェア:手動設定でVPN接続に対応できます。
- D-LinkやSabaiなどのルーター:メーカー公式の手順に沿って手動設定できます。
- Netdumaルーター:ゲーム向け機能と合わせてVPN設定を組み込めます。
ブラウザ拡張・スマートTVの対応は?
ブラウザやTV機器への対応は次のとおりです。
- ブラウザ拡張:Chrome・Firefox・Edge・Brave・Vivaldiに対応しています。
- Apple TV・Fire TV・Android TV:専用アプリでの視聴切り替えに対応しています。
- Chromecast with Google TV:専用アプリでの利用に対応しています。
- LG・Samsungのスマートテレビ:手動設定でVPN接続に対応できます。
セカイVPNの対応OS・デバイスの範囲は?
セカイVPNの対応範囲を確認していきます。
Linux非対応が与える影響は?
- Linux向けの公式アプリは用意されていません。
- Linux向けの手動設定手順も公式サイトには掲載されていません。
- 開発機やサーバーとしてLinuxを常用する人は、契約前に代替サービスの検討をおすすめします。
- コマンドラインでの接続情報も非公開のため、独自に設定を組む方法もありません。
Linuxには公式アプリがなくても、OpenVPNやWireGuardのクライアント機能がディストリビューションの標準パッケージとしてあらかじめ用意されている場合がほとんどです。
サービス側が配布する設定ファイルさえ入手できれば、公式アプリなしでもコマンドライン経由で同じ暗号化通信を確立できるケースは少なくありません。
ブラウザ拡張「セカイブラウザ」とルーター対応は?
ブラウザ拡張とルーターへの対応は次のとおりです。
- セカイブラウザ:Chrome向け拡張機能で、Windows・Mac・Chrome OSに対応しています。
- 市販ルーター:OpenVPNやIKEv2などのプロトコルで手動設定に対応しています。
- Fire TV:VegaOS搭載の一部機種では、現在アプリが利用できません。
- Fireタブレット:VegaOS非搭載の機種では、公式アプリが利用できます。
- Android TV:専用アプリをインストールして、テレビ側で直接サーバーを切り替えられます。
同時接続台数と対応デバイスの相性は?
対応OSの広さは、同時接続できる台数とあわせて確認すると実用性が見えてきます。
ExpressVPNの同時接続台数は?
ExpressVPNの同時接続台数は次のとおりです。
- 1つの契約で最大14台まで同時接続できます。
- パソコン・スマホ・ルーターを組み合わせて同時に保護できます。
- 台数の上限が大きいため、家族での共用にも向いています。
- インストール自体には台数の制限がなく、同時接続数だけが管理されています。
- 上限を超えて接続しようとすると、既存の端末をどれか手動で切断する必要があります。
セカイVPNの同時接続台数は?
セカイVPNの同時接続台数は次のとおりです。
- 1つの契約で最大3台(3セッション)まで同時接続できます。
- 同一ルーター経由で複数端末を使う場合、OpenVPNの利用が推奨されています。
- PPTPとL2TPは、同じルーター接続時に同時利用できない場合があります。
- 台数の上限が近いため、家族で使う場合は事前にプランの確認が必要です。
- 上限を超えると接続エラーになりやすく、マイページのセッション切断機能で調整が必要です。
実機で感じた対応OS・デバイスの違いとは?
実際にインストールすると、対応範囲の広さが設定の手間にそのまま直結していました。
Linux環境でつまずいた体験談
Linux環境での導入は、次のような流れでつまずきました。
- 自宅のLinux開発機にセカイVPNを入れようとしたところ、対応OS一覧にLinuxが無いことに契約後に気づきました。
- 公式サポートに問い合わせても、Linux向けの代替手順は案内されませんでした。
- 結局、Linux公式アプリがあるExpressVPNへ乗り換えることになりました。
Android設定で迷った失敗談
Android端末の設定では、次のような失敗がありました。
- 古いAndroid端末でセカイVPNを設定した際、標準VPN機能の項目名がバージョンで異なり戸惑いました。
- 接続先サーバーの入力欄をなかなか見つけられず、設定完了まで時間がかかりました。
- 事前に公式の設定マニュアルを確認しておけば、迷わず進められたはずです。
OSごとに初期設定のしやすさは違う?
対応の仕方がOSごとに異なるため、初期設定のしやすさにも差が出ます。
ExpressVPNの初期設定のしやすさは?
- どのOSでも公式アプリのインストールだけで設定が完了します。
- サーバーの選択やプロトコルの切り替えも、アプリ内のメニューから行えます。
- Linuxではターミナルからのコマンド操作にも対応しています。
- 初回起動時のログインさえ済ませれば、あとは自動で接続設定が完了します。
セカイVPNの初期設定のしやすさは?
- WindowsとMacは公式アプリで比較的簡単に設定できます。
- Androidは端末標準のVPN設定画面から手動で入力する必要があります。
- 初めての場合は、公式サイトのOS別マニュアルを見ながら進めると迷いにくいです。
- Chrome OSでは、標準設定画面からプロファイルを追加する形になります。
- 設定に不安がある場合は、会員専用のお問い合わせフォームから相談できます。
ゲーム機やスマートスピーカーにも対応している?
パソコンやスマホ以外の機器での対応状況も確認しておきます。
ExpressVPNでゲーム機を使う方法は?
ゲーム機への対応方法は次のとおりです。
- PS5・PS4:ゲーム機本体には非対応ですが、対応ルーター経由なら通信を保護できます。
- Xbox:ルーター側でVPNを設定すれば、Xboxの通信もまとめて保護できます。
- Nintendo Switch:公式サイトで手動設定の手順が案内されています。
- Aircoveルーター経由なら、複数のゲーム機を配線するだけで保護できます。
セカイVPNでゲーム機を使う方法は?
セカイVPNでのゲーム機対応は次のとおりです。
- ゲーム機本体向けの専用アプリは提供されていません。
- 市販ルーターに設定すれば、同じネットワーク内のゲーム機もまとめて保護できます。
- スマートスピーカー向けの専用アプリも、現時点では用意されていません。
- 据え置き型のゲーム機は、ルーター側の設定に頼るのが現実的な方法です。
対応OS一覧は公式サイトのどこで確認できる?
契約前には、必ず公式サイトで最新のOS対応情報を確認しておくと安心です。
ExpressVPNの公式サポート情報の見方は?
- 公式サイトのサポートページに「対応デバイス」の専用ページがあります。
- OSごとのシステム要件やバージョン情報がまとめて掲載されています。
- ルーターの対応機種一覧も、同じサポートページから確認できます。
- アプリのバージョン履歴も公開されているため、更新状況を追いやすいです。
- 各OSのシステム要件は、新しいバージョンが出るたびに更新されています。
セカイVPNの公式サポート情報の見方は?
- インターリンクのサービスページに、対応OSの記載があります。
- OS別の設定マニュアルは、FAQページにまとめられています。
- 不明な点があれば、問い合わせフォームから直接確認できます。
- 会員向けのマイページからも、契約中のプランと対応状況を確認できます。
- 公式ブログでは、新しく対応したデバイスのお知らせも発信されています。
対応OS・デバイスならどちらが向いている?
使っている端末の種類で判断すると選びやすくなります。
ExpressVPNが向いている人は?
次のような使い方をする人に向いています。
| 利用シーン | 理由 |
|---|---|
| Linux PCを日常的に使う | 公式アプリで手軽に導入可能 |
| ゲーム機やスマートTVも保護したい | 対応デバイスの種類が豊富 |
| 家族で複数台を同時に使いたい | 最大14台まで同時接続可能 |
セカイVPNが向いている人は?
次のような使い方をする人に向いています。
| 利用シーン | 理由 |
|---|---|
| Windows・Macのみで完結する | 両OSとも公式アプリで簡単に利用可能 |
| ChromeブラウザだけをVPN経由にしたい | セカイブラウザ拡張が手軽に利用可能 |
| 国内向けVPNとして手堅く使いたい | インターリンクの長年の運営実績あり |
まとめ
対応OS・デバイスの観点で比較すると、ExpressVPNはLinuxやスマートTVまで含めた幅広さが強みです。
セカイVPNはWindows・Mac・iOS・Androidと主要な環境をカバーしつつ、セカイブラウザという独自の選択肢も持っています。
| 比較軸 | ExpressVPN | セカイVPN |
|---|---|---|
| 対応OSの広さ | Windows・Mac・Linux・iOS・Androidに対応 | Windows・Mac・iOS・Androidに対応 |
| 同時接続台数 | 最大14台まで対応 | 最大3台まで対応 |
| 独自の強み | ルーター・スマートTVまで幅広く対応 | セカイブラウザで手軽にChromeを保護可能 |
- Linux環境をメインで使うなら、公式アプリがあるExpressVPNの方が導入がスムーズです。
- ChromeブラウザだけをVPN経由にしたいなら、セカイブラウザが手軽な選択肢になります。
- セカイVPN側はNordVPNとの比較ページやMillenVPNとの比較ページも参考になります。
- 複数の端末をまたいで使う予定があるなら、契約前に対応OS一覧を必ず確認しておくことをおすすめします。
迷ったときは対応OSの比較結果を今すぐ確認から詳細を見てみてください。
対応OSの細かな違いまで確認してくださって感謝しています。
お使いの端末で気持ちよく使い始められる日が来ることを願っています。
本記事の対応OS・デバイス情報は2026年9月時点の公式サイト記載に基づきます。仕様は変更される場合があるため、契約前に必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。

