セカイVPNとGlocal VPNには、それぞれ異なる形で固定IPオプションが用意されています。
セカイVPN本体ではなく、運営元インターリンクの「マイIP」シリーズが固定IPの窓口になっています。
一方のGlocal VPNは「かんたん固定IPアドレス」と「せんぞく固定IPアドレス」を自社で直接展開しており、料金体系も申し込み方法も異なります。
この2つのブランドはすでに対応ルーターやノーログ監査など複数の切り口で比較されてきましたが、固定IPだけを掘り下げた比較は意外と見かけません。
両社の公式サイトを確認しながら、実際の料金・提供条件・申し込みの流れを一次情報として整理してみました。
会社名や商品名が似ている部分もあるため、混同しないよう名称を丁寧に区別しながら進めます。
セカイVPNとGlocal VPNに固定IPオプションはあるのか?
セカイVPNは別サービス経由、Glocal VPNは自社直販という提供方法の違いがあります。
セカイVPNは固定IPアドレスを提供しているのか?
セカイVPNの通常プランは、複数ユーザーで共有するIPアドレスを使う仕組みです。
固定IPが必要な場合は、運営元インターリンクが提供する「マイIP」または「マイIPソフトイーサ版」を別途申し込む形になります。
マイIPは1つの固定IPアドレスを付与するシンプルなプランです。
| プラン | 月額料金 | 固定IP数 |
|---|---|---|
| マイIP | 1,100円 | 1つ。 |
| マイIPソフトイーサ版 | 1,320円〜 | 1〜128 |
複数の固定IPをまとめて使いたい場合は、固定IPの個数分だけ月額1,320円が加算される計算になります。
ホテルやカフェの外出先、ポケットWi-Fiのようなモバイル回線でも固定IPを使いたい人に向けた設計です。
セカイVPN自体のプランとは別契約になるため、月額料金は単純に合算される点も覚えておきたいところです。
共有型の固定IPは、通常の共有IPと違って利用者の入れ替わりが起きません。同じIPを使う他の契約者が迷惑行為を行うと、そのIP自体がブラックリストに載り続け、自分の利用が正常でも同じ悪評を長期間引きずってしまうリスクがあります。ローテーションする共有IPよりもかえって評判リスクが集中しやすい仕組みです。
- マイIPはセカイVPNとは別契約として申し込む。
- 接続プロトコルによっては端末側に専用アプリが必要になる場合がある。
- 対応OSはWindows/Mac/iPhone/Androidなど幅広い。
- 2ヶ月のお試し期間内なら違約金なしで解約できる。
Glocal VPNの固定IPオプションはどんな仕組みなのか?
Glocal VPNは固定IP専用のサービスとして、2つのプランを直接用意しています。
「かんたん固定IPアドレス」は個人向けで、他ユーザーと固定IPを共有する仕組みです。
「せんぞく固定IPアドレス」は法人向けで、契約ごとに専有の固定IPが割り当てられます。
| プラン | 対象 | IPの扱い。 |
|---|---|---|
| かんたん固定IPアドレス | 個人 | 他ユーザーと共有 |
| せんぞく固定IPアドレス | 法人 | 契約ごとに専有 |
用途に応じてプランを柔軟に使い分けられる点が、Glocal VPNらしい設計だと感じました。
個人向けのかんたん固定IPアドレスは、契約種別を法人に選べば企業側からも申し込める案内になっています。
逆にせんぞく固定IPアドレスを個人が契約できるかは、公式サイトのFAQで確認しておくと安心です。
- かんたん固定IPアドレス:個人向け、他ユーザーと共有
- せんぞく固定IPアドレス:法人向け、契約ごとに専有
- ISO/IEC27001認証を取得したセキュリティ体制で運用されている。
- 暗号化方式はAES-256/SHA-384を採用している。
- 付与される固定IPは日本のIPアドレスとなる。
固定IPの料金と申し込み方法はどちらが有利なのか?
月額料金と申し込みまでの手間を比べると、両社で仕組みの違いがはっきり見えてきて、費用感もつかみやすくなり、選ぶ決め手も見つかります。
セカイVPNのマイIPシリーズの料金体系はどうなっているのか?
マイIPは月額1,100円で、固定IPアドレスを1つ利用できます。
マイIPソフトイーサ版は月額1,320円から始まり、複数の固定IPを追加できます。
どちらも申し込み後に最大2ヶ月間の無料お試し期間が用意されています。
- マイIP:月額1,100円、固定IP1つ。
- マイIPソフトイーサ版:月額1,320円〜、固定IP1〜128個
- お試し期間:最大2ヶ月間
- プロバイダー契約はそのまま利用可能
- 解約手続きはマイページからいつでも可能
- 利用が制限されている国からの接続には対応していない。
対応端末や設定の難易度はセカイVPNとGlocal VPNの対応ルーター比較でも詳しく触れています。
申し込みはインターリンクのマイページから進める流れで、書類の郵送などは不要です。
お試し期間中に解約すれば料金は発生しないため、環境に合うかどうかをまず試す使い方もできて、店舗窓口に出向く必要もありません。
Glocal VPNの「かんたん固定」と「せんぞく固定」の料金差はどれくらいなのか?
かんたん固定IPアドレスは初期費用0円、月額1,089円(税込)で利用できます。
せんぞく固定IPアドレスは月額6,600円(税込)で、10ユーザー分の専有IPが含まれます。
ユーザーを追加する場合は、1人につき月額660円(税込)が加算される仕組みです。
| プラン | 月額料金 | 初期費用 |
|---|---|---|
| かんたん固定IPアドレス | 1,089円 | 0円 |
| せんぞく固定IPアドレス | 6,600円(10ユーザー) | 0円 |
契約期間の縛りがなく、いつでも解約できる点も申し込みやすさにつながっています。
支払い方法はクレジットカードのほか、法人であれば請求書払いにも対応しています。
請求書の原本郵送を希望する場合は、別途郵送料がかかる点も申し込み時に確認しておきたいところです。
- かんたん固定IPアドレス:月額1,089円、個人向け。
- せんぞく固定IPアドレス:月額6,600円〜、法人向け。
- 追加ユーザーは1人につき月額660円
- 初期費用・初月ともに0円で始められる。
- 契約期間の縛りがなく、いつでも解約できる。
固定IPを使うとどんな場面で役立つのか?
固定IPは、社内システムやクラウドサービスへのアクセス制限を突破したい場面で力を発揮し、テレワークや出張の多い働き方とも相性がよい仕組みです。
リモートワークや社内システムへのアクセス制限にどう対応できるのか?
IP制限がかかった社内システムに自宅から接続したいという悩みは、多くの人に共通しています。
固定IPを取得すれば、接続元のネットワークが変わっても同じIPアドレスでアクセスできます。
- 自宅やレンタルオフィスなど、複数拠点から同じIPで接続できる。
- プロバイダーを変更せずに固定IP環境を作れる。
- クラウド管理画面のIP制限にも対応しやすい。
- 外出先のポケットWi-Fiでも同じIPを維持できる。
- 引っ越しやオフィス移転があっても同じIPを使い続けられる。
- 複数端末での作業でも接続元IPを統一できる。
テレワークの拠点が増えるほど、固定IPの価値は大きくなっていきます。
出張先やカフェから社内システムに入る機会が多い人ほど、恩恵を感じやすい仕組みです。
スマホやタブレットまで含めて同じIPで運用したい場合も、固定IPが有力な選択肢になり、管理側の負担も減らせます。
実際に申し込んでみて感じた注意点は何か?
マイIPを申し込んだ直後、固定IPの反映までに数分かかり、少し焦ってしまいました。
Glocal VPNのせんぞく固定IPアドレスは法人向けのため、個人契約では選べない点に注意が必要です。
申込フォームの契約種別を先に確認しておけば、選び直す手間は防げます。
- 固定IPの反映には数分程度のタイムラグが生じる場合がある。
- せんぞく固定IPアドレスは法人契約が前提になっている。
- おためし期間の条件はプランごとに異なる。
- WiFiルーターやカメラには固定IPを割り当てられない。
- P2Pなど不正利用目的の契約は禁止されている。
申し込み前に対象条件を確認しておくと、当日の焦りを減らせます。
マニュアルや設定動画も用意されているため、初めてでも迷いにくい印象を受けました。
疑問点はサポート窓口に問い合わせられる体制も整っているので、無理に自己判断で進める必要はありません。
固定IPオプションを選ぶときに気をつけたいポイントは何か?
固定IPは共有型と専有型で性質が異なるため、選び方を誤ると想定した効果を得にくくなり、後から見直す手間も増えてしまいます。
同時接続数や共有IPのリスクをどう考えればいいのか?
マイIPとGlocal VPNのかんたん固定IPアドレスは、いずれも他ユーザーとIPを共有する仕組みです。
共有型は料金が安い一方、同じIPを使う他ユーザーの影響を受ける可能性があります。
専有IPが必要な場合は、マイIPソフトイーサ版かせんぞく固定IPアドレスを検討する流れになります。

- 共有型:料金は安いが、他ユーザーの影響を受ける場合がある。
- 専有型:料金は上がるが、IPは契約ごとに独立している。
- 同時接続数はプランごとに上限が決まっている。
- 1アカウントにつき同時接続は基本1台までとなる。
- 1人が複数端末を使う場合は複数アカウントの保有も可能
- アカウントの共同利用は規約上認められていない。
用途の重要度に応じて、共有型と専有型を使い分けるのが現実的です。
アクセス制限の対象が重要なシステムであるほど、専有型を選ぶ理由が大きくなります。
逆に個人利用で試しに固定IPを使ってみたいだけなら、共有型から始めても不便は少ないはずです。
解約・おためし期間の違いはどこにあるのか?
マイIPシリーズは最大2ヶ月間の無料お試し期間が設定されています。
Glocal VPNは契約開始月または14日間のおためし期間から選べる仕組みです。
おためし期間中に解約すれば費用はかからず、期間終了後は自動的に本契約へ移行するので手続き忘れの心配も少なくなります。


どちらのサービスも契約期間の縛りがなく、いつでも解約できる点は共通しています。
| 比較項目 | セカイVPN(マイIP) | Glocal VPN |
|---|---|---|
| お試し期間 | 最大2ヶ月間 | 契約開始月または14日間 |
| 契約期間の縛り。 | なし。 | なし。 |
| 通信速度の公表 | 公式サイトに明記なし。 | 全サーバー10Gbps対応 |
解約の手順はGlocal VPNの解約方法まとめも参考になります。
お試し期間の長さで比べると、マイIPシリーズにやや分があると言えそうです。
反対に通信速度の情報公開という点では、Glocal VPNの方が判断材料を示している印象です。
まとめ:「セカイVPNとGlocal VPNの固定IPオプションを実際に申し込んで比べてみた」。
セカイVPNは本体に固定IPを持たず、インターリンクの「マイIP」シリーズが窓口になっています。
Glocal VPNは「かんたん固定IPアドレス」と「せんぞく固定IPアドレス」を自社で直接提供しています。
料金だけで比べるなら、マイIPの月額1,100円とかんたん固定IPアドレスの月額1,089円はほぼ横並びです。
- 個人で1つの固定IPが欲しいなら、マイIPかかんたん固定IPアドレス
- 複数固定IPや法人利用なら、ソフトイーサ版かせんぞく固定IPアドレス
- お試し期間の長さを重視するなら、マイIPシリーズが有利
- 専有IPの安心感を重視するなら、せんぞく固定IPアドレスが候補になる。
複数の固定IPや法人利用まで見据えるなら、ソフトイーサ版かせんぞく固定IPアドレスが候補になります。
- 逆に個人でとりあえず1つ試したいだけなら、マイIPかかんたん固定IPアドレスから始めるのが無理のない流れで、必要になったら上位プランへ切り替えれば済みます。
- 用途とユーザー数を整理してから申し込むと、後悔しにくい選び方になり、初期費用もかからず気軽に試せます。
迷ったときは固定IPオプションで選ぶなら比較表を確認から詳細を見てみてください。
※本ページに掲載している口コミ・体験談は、特定の個人を特定できないよう配慮しており、ウェブサイトおよびSNS上の公開情報をもとに編集しています。個人の体験に基づく情報であり、すべての方に同じ効果や変化が生じることを保証するものではありません。料金・サービス内容は変更される場合があるため、最新情報は必ず公式サイトにてご確認ください。









