スマートフォンとパソコン、それにタブレットまで一気にVPNへつなごうとした瞬間、片方のアプリだけ接続が弾かれた経験はないでしょうか。
片方は台数を気にせず使え、もう片方は明確な上限の中でやりくりする発想の違いがあります。
家族利用で悩んでいる人には、台数の数え方まで具体的に整理してお届けします。

MillenVPNとNordVPNの同時接続台数は何台まで違うのか?
MillenVPNは台数無制限、NordVPNは10台までという明確な差があります。
MillenVPNは本当に無制限なのか?
公式サイトには「デバイス数無制限で同時利用できます」という表記が明記されています。
本当に上限なしなのか疑わしく思い、スマートフォン2台とノートパソコン、タブレットまで同時にログインを試してみました。
結果としてすべての端末が問題なく接続を維持し、台数超過による強制ログアウトは一度も起こりませんでした。
NordVPNの上限は何台で、プランで変わるのか?
NordVPNはベーシック・コンプリート・コンプリートマックスのどれを選んでも上限は同じです。
公式サポートページには「1つのアカウントで合計10台のデバイスを同時に接続できます」と記載されています。
| プラン | 台数 | 特徴 |
|---|---|---|
| ベーシック | 10台 | 最も手頃な入門プラン |
| コンプリート | 10台 | パスワード管理機能付き |
| コンプリートマックス | 10台 | 付加機能が最も充実 |
ルーター経由なら同時接続の上限はどう変わるのか?
NordVPNの10台という上限も、ルーター側で接続すれば実質的な突破口が生まれます。
ルーターがまとめて1台になる仕組みとは?
ルーターにVPNを設定すると、その配下にぶら下がる全端末がまとめて1台分としてカウントされます。
これは水道の元栓を1つ契約すれば、家中の蛇口から同じ水が使える状態に近いたとえです。
元栓は1契約のままでも、枝分かれした先の蛇口の数には制限がかからない発想です。
- 本当に1台としてしか数えられないのか半信半疑でしたが、管理画面の接続履歴では確かにルーター分が1台分の表示にとどまっていました。
- ルーター1台で接続すれば、NordVPNの残り枠は9台分そのまま温存されます。
- ルーター配下のスマートテレビやゲーム機は追加カウントされません。
- ただしゲーム機側で個別にアプリログインすると二重カウントになります。
- MillenVPNは元々無制限のため、この恩恵自体が限定的です。
対応ルーターと設定でつまずきやすい点は?
国内メーカーの家庭用ルーターの多くはVPNクライアント機能に対応していません。
ASUSやNetgearなどOpenVPN対応ルーターを別途用意する必要が出てきます。
設定用のconfigファイル取得を後回しにし、ファームウェアだけ書き換えて数時間つながらず焦った経験があります。
- 対応ルーターを購入するか、ファームウェアを変更します。
- VPNサービスの管理画面からconfigファイルを取得します。
- ルーター側の管理画面でVPNクライアント設定を入力します。
- 実機で接続を確認し、IPアドレスの変化を確かめます。
- 手順を洗い出してから作業すれば防げた失敗だったので、順番の可視化が重要です。
実際に自宅で試して感じた台数の壁とは?
数字だけでは実感が湧きにくいため、家庭内の端末を総動員して挙動を確かめました。
家族の端末を追加していく中で気づいた失敗談とは?
NordVPNで検証していた際、家族のスマートフォンを追加でつなごうとしたところ突然エラーが返ってきました。
数えてみると手元のパソコン、タブレット、予備のスマホまで合計でちょうど10台に到達していました。
さらに厄介だったのは、以前使っていた古いスマホがログインしたまま放置され、見えない1台分を消費していた点です。
子ども部屋のスマートテレビをルーター経由にした際、テレビ本体のアプリでも別途ログインしてしまい、二重にカウントされていたこともありました。
台数超過時のログアウト挙動はどう違うのか?
NordVPNでは上限に達すると新規端末側にエラーメッセージが表示され、接続そのものが拒否されます。
管理画面から古い端末を手動でログアウトさせれば、その場ですぐに新しい端末を追加できます。
MillenVPNにはそもそも上限という概念自体が存在せず、この種のトラブルは構造的に起こりません。
| 状況 | NordVPN | MillenVPN |
|---|---|---|
| 11台目を接続 | エラーで拒否 | 問題なく接続可能 |
| 古い端末の処理 | 手動ログアウトが必要 | 特に対応は不要 |
料金プランと同時接続台数のバランスはどうなっているのか?
台数の差だけでなく、支払う金額に対して何が得られるかも比較の軸になります。
MillenVPNの料金と台数の関係はどうか?
2年プランは税込9,504円で、月額換算すると396円まで下がります。
台数無制限のままこの価格帯に収まっている点は、家族4人以上の利用でかなり有利に働きます。
短期利用が目的なら7日や15日のワンタイムプランでも台数の制約を気にせず契約できます。
- 2年プランは月額換算396円で、台数は無制限です。
- 1年プランは月額換算594円で、台数は無制限です。
- 7〜30日の短期プランも台数は無制限のままです。
- 専用サーバープランは月額2,310円からで、台数はやはり無制限です。
NordVPNのプラン別料金と台数はどうか?
NordVPNは2026年8月時点でベーシック月額14.99ドルから、コンプリートマックスは21.99ドルまで幅があります。
長期契約なら割引率は大きく下がりますが、どのプランを選んでも接続できる台数は変わりません。
- ベーシックは月額14.99ドルで、台数は10台です。
- コンプリートは中間価格帯で、台数は同じく10台です。
- コンプリートマックスは最上位価格帯で、台数はやはり10台です。

同時接続以外にも確認しておきたい安全性のポイントは何か?
台数の比較を終えた段階で、運営体制や信頼性についても掘り下げておきます。
運営会社と拠点、ノーログ監査の状況はどうか?
MillenVPNはアズポケット株式会社という大阪の国内企業が運営し、サーバーは東京・大阪など国内複数拠点にあります。
NordVPNはパナマを拠点とするNord Securityグループが運営し、データ保持義務のない法域を選んで登記されています。
NordVPNは第三者機関によるノーログポリシー監査を過去に複数回受けたと公式に公表しています。
| 項目 | MillenVPN | NordVPN |
|---|---|---|
| 運営拠点 | 日本(大阪) | パナマ(データ保持義務がない法域) |
| サーバー規模 | 140以上の国・地域、2,000台超 | 167カ国以上、8,400台超 |
| 第三者監査 | 個別の公表なし | ノーログ監査を複数回実施済み |
サーバー規模と向いている使い方の違いは何か?
拠点数だけを比べるとNordVPNのサーバー総数が優勢に見えます。
詳しくはMillenVPNとExpressVPNの同時接続台数上限を比較した内容をご参照ください。
- 海外の配信サービスを幅広く回りたい人と、国内での安定接続を優先したい人とでは向く選択が分かれます。
- 海外サービスを幅広く使い分けたいならNordVPNのサーバー規模が有利です。
- 国内から複数端末をまとめて守りたいならMillenVPNの無制限枠が有利です。
- 法人的に台数を厳密管理したいならNordVPNの上限管理の方が把握しやすいです。
体感速度やアプリの使い勝手にも違いは出るのか?
台数の差を確かめたついでに、日常的な使い勝手の部分も簡単に比較しておきます。
速度面での体感差はどの程度あるのか?
MillenVPNは国内サーバー経由の通信でオーバーヘッドが小さく、動画視聴でも待たされる場面はほとんどありませんでした。
NordVPNは独自プロトコルのNordLynxを採用しており、海外サーバー経由でも比較的安定した速度が出ました。
本当に無制限接続で速度が落ちないのか気になりましたが、複数端末を同時稼働させても体感できるほどの低下はありませんでした。
| 比較項目 | MillenVPN | NordVPN |
|---|---|---|
| 国内サーバー速度 | 安定して高速 | 標準的な速度 |
| 海外サーバー速度 | 拠点数はやや少なめ | 拠点が多く選択肢が豊富 |
アプリの操作性で気になった点は?
MillenVPNのアプリは画面構成がシンプルで、初めてVPNを使う家族にも説明しやすい印象でした。
- MillenVPNはワンタップ接続で初心者でも扱いやすい設計です。
- NordVPNは専用サーバーの種類が多く、用途別に選べる自由度があります。
- どちらのアプリも日本語表示に対応しています。
- サーバー切り替えの反応速度もどちらのアプリで試しても大きなストレスはありませんでした。
付加機能や対応デバイスの幅にも差はあるのか?
同時接続台数と並行して、どこまでの機能や機種をカバーしているのかも確認しておきます。
キルスイッチや広告ブロックなどの付加機能はどうか?
MillenVPNもNordVPNも通信が切れた際に自動遮断するキルスイッチ機能を搭載しています。
NordVPNには広告や不正サイトを遮断するThreat Protection機能が標準で付いています。
MillenVPNは余計な機能を絞り込む代わりに、料金の安さと台数無制限という強みに振り切った設計です。
対応OSやデバイスの幅はどこまで広いのか?
両サービスともWindows・Mac・iOS・Androidの主要OSに対応しています。
NordVPNはLinuxやスマートテレビ向けの専用アプリも提供し、対応範囲がやや広めです。
MillenVPNは専用アプリのないデバイスでもルーター設定でカバーできるため、実用上の不便はほぼ感じませんでした。
| デバイス種別 | MillenVPN | NordVPN |
|---|---|---|
| スマホ・PC | 専用アプリで対応 | 専用アプリで対応 |
| スマートTV | ルーター経由で対応 | 専用アプリと両方で対応 |
| ゲーム機 | ルーター経由で対応 | ルーター経由で対応 |
まとめ
MillenVPNは台数無制限、NordVPNは10台までという明確な差が今回の検証で確認できました。
- 家族の人数や端末の増減が読みにくい家庭ほど、無制限のMillenVPNが精神的な余裕につながります。
- 海外サービスをまたいで使い分けたい場合は、10台という上限を理解した上でNordVPNを選ぶ選択もあります。
ここまでの比較でご自身に合う方が見えてきた方は、同時接続台数で選ぶVPN料金を比較するのもおすすめです。
台数の話ばかりの内容でしたが、ここまで読んでくださって感謝しています。
ご家族に合う1台が見つかり、笑って使える毎日になりますように。
出典・参照元
本記事の料金・仕様は2026年9月時点の公式情報に基づきます。最新情報は各公式サイトをご確認ください。









