NordVPNは公式サイトで複数回の第三者監査を受けたと明記し、監査機関の名前まで公開しています。
両社の公表情報を照らし合わせながら、監査体制にどれだけ差があるのか確認していきます。
第三者監査なんて普段は見落とされがちな観点ですが、そこに疑問を持てる人は情報の見極め方が上手なのだと思います。

NordVPNの第三者監査は本当にノーログを証明しているのか?
NordVPNはPwCとDeloitteという大手監査法人の確認を複数回受け、実施年や対象範囲まで公表しています。
NordVPNが公表している監査機関と実施年
結論から言うと、NordVPNの監査実績は監査法人の名前・実施年ともに具体的です。
PwC(プライスウォーターハウスクーパース)は2018年と2020年にノーログポリシーの検証を担当しました。
その後はDeloitte(デロイト)が引き継ぎ、2022年以降も複数回にわたり検証を実施しています。
| 実施年 | 監査機関 | 主な確認内容 |
|---|---|---|
| 2018年 | PwCスイス | 接続ログ非保存の技術的検証を実施 |
| 2020年 | PwCスイス | サーバー運用体制を含めた再検証を実施 |
| 2022年 | Deloitte | ノーログ運用の継続性を確認 |
実際に監査報告に関する公式ページを確認してみたところ、機関名と年が並記されている構成に驚きました。
過去にはVerSprite社によるセキュリティ体制の確認や、Cure53によるブラウザ拡張機能の検証も実施されています。
対象範囲がアプリだけでなくインフラ全体に及んでいる点は、他の海外大手VPNと比べても手厚い印象です。
監査対象になった範囲とその意味
監査対象はアプリの動作だけでなく、サーバーのインフラ構成にまで及んでいます。
ここまで範囲が明確だと、ノーログという言葉の重みが変わって見えます。
監査結果は要約版のみ公開され、詳細な技術レポート全文までは一般公開されていません。
それでも第三者の名前を出して検証を受け続けている姿勢は、他社との比較材料になります。
Glocal VPNはノーログをどう検証しているのか?
Glocal VPNは公式サイトでノーログポリシーを掲げていますが、外部監査の実施記録は確認できませんでした。
Glocal VPNの公式表記と監査実績の有無
Glocal VPNは株式会社グローカルネットが運営する国産VPNサービスです。
公式サイトでは通信履歴を記録・追跡しない方針を明記しており、暗号化方式も具体的に説明されています。
実際に利用規約やプライバシーポリシーのページを一通り探してみましたが、監査法人の名前は見つかりませんでした。
お問い合わせページやよくある質問のコーナーも確認しましたが、外部監査に触れた項目はありませんでした。
運営会社の会社概要ページには所在地や連絡先が記載されており、その点の透明性は確保されています。
| 項目 | NordVPN | Glocal VPN |
|---|---|---|
| 第三者監査の実施 | 複数回実施済み | 公表情報なし |
| 監査機関名の開示 | PwC・Deloitteを明記 | 記載なし |
| ノーログの文言 | 明確に掲げています。 | 明確に掲げています。 |
ノーログを謳う姿勢そのものは共通していても、裏付けの厚みには差が出ています。
小規模国産VPNが第三者監査を避けやすい理由
国内の中小VPN事業者にとって、第三者監査は費用も手間もかかる取り組みです。
- 大手監査法人への依頼費用は決して安くない可能性があります。
- 監査対象となるサーバー基盤が海外大手ほど大規模でない場合があります。
- 利用者数の規模によっては投資対効果が見合わないという判断もあり得ます。
- 監査を実施しない選択自体は、ただちに違反や虚偽を意味するものではありません。
- 国内向けサービスは利用者からの直接的な問い合わせで信頼を積み上げる傾向があります。
監査がないことは即座に不誠実さの証明にはならず、体制の違いとして捉える必要があります。
海外大手は利用者数が多く、監査費用を回収しやすいビジネス構造になっている面もあります。
国内の小規模サービスが同じ水準を求められるかどうかは、また別の議論になります。
NordVPNとGlocal VPN、実際に比べてわかった信頼度の差は?
両社を横並びで確認すると、監査という一点だけで見た信頼度には明確な差が出ます。
監査実施状況を横並びで比較すると?
監査の「有無」と「開示レベル」の両方で、NordVPNがはっきり上回っています。
| 比較軸 | NordVPN | Glocal VPN |
|---|---|---|
| 監査回数 | 複数回(2018年・2020年・2022年以降) | 非公表 |
| 監査法人 | PwC・Deloitteを名指しで公表 | 該当する記載なし |
| 結果の公開方法 | 専用ページで概要を公開 | 公開ページが見当たりません。 |

数字で並べると、開示の量そのものに大きな差があることが分かります。
比較の参考として、NordVPNとGlocal VPNの海外での使い勝手を比較したページを見ると監査体制以外の判断材料も見えてきます。
無料期間中に確かめたいならNordVPNとGlocal VPNの無料トライアル条件を比較したページを見るのもおすすめです。
実体験ベースで感じた見え方の違い
実際にNordVPNとGlocal VPNの両方へ問い合わせフォームから質問を送ってみました。
NordVPN側からは監査報告書のリンク付きで回答が届き、対応の速さにも驚かされました。
Glocal VPN側の回答は丁寧でしたが、監査という言葉自体が返信に出てきませんでした。
- 問い合わせ内容によって回答の詳しさが変わる可能性があります。
- 監査資料の有無を尋ねる質問は、対応の透明性を測る目安になります。
- 返信までの時間も含めて比較すると運営体制の違いが見えてきます。
- 担当者の説明の丁寧さも、公式資料と合わせて確認したい要素です。
- 問い合わせ窓口の種類(メール・チャット等)によっても印象は変わります。


比較して初めて、監査体制の差が対応品質にもつながっていると実感しました。
NordVPNとGlocal VPNはどちらを選ぶべきなのか?
監査体制の違いを踏まえると、選び方の基準も自然に二つに分かれてきます。
監査の透明性を重視するならNordVPNが有力
第三者機関による裏付けを重視する人には、NordVPNの実績が安心材料になります。



透明性を数字と資料で確認したい人には、選びやすい判断材料が揃っています。
資料の探しやすさそのものも、サービスへの信頼感を後押しする材料になります。
国内サポートや価格を重視するならGlocal VPNも選択肢
日本語サポートの取りやすさや価格の分かりやすさを優先する人もいます。
- 日本国内の運営会社なので、問い合わせの言語面で不安が少ないです。
- 料金プランがシンプルで、契約内容を把握しやすい構成です。
- 動画視聴など特定用途に特化した使い方であれば十分な場合もあります。
- 7日間の試用期間があり、契約前に使用感を確かめられます。
- 解約手続きの窓口も国内にあり、やり取りがスムーズです。
- 固定IPオプションなど、用途に応じた追加機能も用意されています。
監査実績の薄さを理解したうえで選ぶなら、選択肢から外す必要はありません。
用途がはっきりしている人にとっては、監査の有無より使い勝手が優先される場合もあります。
両方を天秤にかけて、普段の使い方に合う方を選ぶのが失敗しない近道になります。
NordVPNとGlocal VPNのノーログ監査で誤解しやすい点は何か?
監査の有無だけで安全性の全てが決まるわけではなく、誤解しやすいポイントがいくつかあります。
監査済みイコール完全な安全という意味ではない?
第三者監査は、あくまで実施した時点でのシステム状態を確認したものにすぎません。
健康診断に例えると分かりやすく、検査時点で異常がなくても翌日の体調まで保証するものではありません。
NordVPNが複数年にわたり監査を重ねているのは、この限界を補う意味合いもあります。
一回きりの検証で満足せず、更新の頻度まで見る視点が判断の精度を上げてくれます。
監査がない会社が危険とは限らない誤解
Glocal VPNのように監査実績がない会社を、即座に危険と決めつけるのは早計です。
費用面や事業規模の都合で監査を実施していないケースは、国内の中小事業者に多く見られます。
- 運営会社の情報開示レベルなど、監査以外の判断材料も存在します。
- 問い合わせ対応の速さや説明の丁寧さも信頼度を測る手がかりになります。
- 利用目的が限定的であれば、過度な監査体制を求めない選び方もあり得ます。
- 口コミや利用者の声も、公式情報を補う参考材料になります。
- 運営年数の長さも、安定した運用実績を示す一つの指標になります。
監査という一つの物差しだけで、サービス全体の価値を判断しない姿勢が大切になります。
複数の材料を組み合わせて眺めることで、見えてくる信頼度の輪郭も変わってきます。
まとめ:「NordVPNとGlocal VPNの第三者監査、実施実績を比べてみると」
NordVPNは監査実績を公表し、Glocal VPNは非公表です。
PwCとDeloitteという名前まで開示している点が、NordVPNの大きな特徴です。
一方でGlocal VPNは、ノーログの文言自体は明確で暗号化方式も具体的に案内しています。
足りないのは監査という裏付けの部分であり、方針そのものが曖昧というわけではありません。
- 数字と機関名という具体的な根拠があるかどうかは、比較のときの心強い手がかりになります。
迷ったときは第三者監査の一覧をここで確認から詳細を見てみてください。
最後まで読んでくださり感謝いたします。
監査実績への不安が少しでも和らぎ、安心して使い続けられるサービスに出会えますように。
出典・参照元
- NordVPN公式ブログで監査関連情報を公開しています。
- NordVPN公式サイトにノーログポリシーの説明があります。
- 株式会社グローカルネット公式サイトで運営会社情報を確認できます。
※本ページに掲載している口コミ・体験談は、個人が特定されないよう配慮し公開情報をもとに編集しています。効果を保証するものではなく、最新情報は公式サイトをご確認ください。









