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VPNのDNSリーク(DNS漏洩)って何?対策方法を調べてみた

2026 9/10
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VPNの違いと対処法 VPNの基礎知識・仕組み
2026年8月23日2026年9月10日
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VPNを使っていても「DNSリーク」という現象が起きると、アクセスしたサイトの情報が第三者に漏れてしまう可能性があります。

VPNは通信内容そのものを暗号化してくれますが、ドメイン名をIPアドレスに変換するDNSへの問い合わせだけが、VPNの外側に直接送られてしまう場合があるためです。

DNSリークという言葉に不安を覚えて検索し、ここまでたどり着いた方に向けて、起きる仕組みや確認方法、具体的な対策までわかりやすく解説します。

VPNのDNSリーク対策の仕組みと確認方法、対策ポイントをまとめたインフォグラフィック
目次

DNSリークって何?

まずは、DNSリークの仕組みと、なぜ起きてしまうのかを確認していきましょう。

DNSリークの仕組み

DNSリークとは、VPN接続中にもかかわらずDNSの問い合わせだけがVPNの外側、つまりインターネットプロバイダーのDNSサーバーに直接送られてしまう現象です。

  • 通信内容は暗号化されても問い合わせ先が漏れる現象
  • 「どのサイトにアクセスしたか」という情報だけが漏れる
  • VPN接続=完全に安全とは限らない典型的な落とし穴
  • 気づかないまま長期間放置してしまうケースもある
  • 定期的なチェックを習慣にすることが望ましい
  • VPNアプリの表示だけでは気づきにくい仕組み
  • 公共のネットワークで利用する際は特に注意したい

通信内容自体は守られていても、アクセス履歴だけが漏れてしまう点に注意が必要です。

特に検索履歴や訪問したサイトの傾向は、個人の興味関心を推測する手がかりになりやすいため、軽視できません。

起きやすい典型的なパターン

OSの設定でDNSサーバーが手動で固定されている場合、VPN接続後もその設定が優先されてしまうことがあります。

  • OS側でDNSサーバーが手動固定されているケース
  • IPv6に対応していないVPNアプリを使っているケース
  • 複数のネットワークアダプタが同時に有効なケース
  • 仮想アダプタや古いドライバーが残っているケース
  • Windows環境で特に起こりやすい傾向がある
  • 複数のVPNアプリを同時にインストールしているケース
  • セキュリティソフトのDNS保護機能と競合するケース

特に複数のネットワークアダプタが同時に有効になっている場合、DNSの問い合わせ先が意図しない経路に流れてしまうことがあります。

自力で確認する方法は?

DNSリークは専用のチェックサイトを使うことで簡単に確認できます。

確認の手順

確認の流れ自体は、それほど難しいものではありません。

  1. VPNに接続した状態でDNSリークテストの専用サイトにアクセスする
  2. 表示された検査結果のIPアドレスやDNSサーバーの運営会社を確認する
  3. 契約しているVPNサービスと一致しているかどうかを見比べる
  4. プロバイダー名など無関係な会社名が出ていないか確認する
  5. 気になる結果が出た場合は設定を見直してから再度計測する

判断のポイントはシンプルで、表示された運営会社名が契約中のVPNサービスと一致しているかどうかだけを見れば十分です。

結果の読み解き方

契約しているインターネットプロバイダーの名前が表示されている場合は、DNSリークが発生している可能性が高いというサインです。

  • VPN事業者名だけが表示されていれば正常に機能している
  • プロバイダー名が表示されていればリークの可能性が高い
  • 複数のIPアドレスが表示されても慌てる必要はない
  • 判断基準は運営会社名の一致だけで十分シンプル

複数のIPアドレスが表示されて戸惑うこともありますが、見るべきポイントは一つだけです。

複数回テストして毎回違う運営会社名が出る場合は、接続が不安定になっているサインの可能性もあります。

具体的な対策は?

DNSリークを防ぐには、いくつかの対策を組み合わせることが効果的です。

VPN選びとキルスイッチ

最も確実なのは、DNSリーク防止機能を標準搭載しているVPNサービスを選ぶことです。

  • DNSリーク防止機能を標準搭載しているVPNを選ぶ
  • 公式サイトで「独自DNSサーバー」の記載があるか確認する
  • キルスイッチ機能を併用して切断時の漏洩も防ぐ
  • 複数の対策を組み合わせることでリスクを大きく減らせる

より根本的な対策として、VPN接続が切れた瞬間に通信全体を遮断してくれる通信を守るキルスイッチの設定方法で解説している機能を併用することもおすすめです。

OS側の設定見直し

OS側でIPv6を無効化する、VPN側が指定するDNSサーバーに固定するといった手動設定もリスクを減らすうえで有効です。

  • IPv6を無効化して意図しない経路の通信を防ぐ
  • VPN側指定のDNSサーバーに固定する
  • 家庭用ルーターは初期設定のままIPv6が有効な場合が多い
  • ブラウザのDoH設定と競合していないか確認する

特にIPv6は多くの家庭用ルーターで初期設定のまま有効になっていることが多いため、意識的に確認しておく価値があります。

IPアドレス漏洩との違いは?

DNSリークとよく混同されやすいのが、IPアドレスそのものが漏れてしまう現象です。

2つの現象の違い

この2つは似ているようで、漏れる情報の種類が異なります。

現象 漏れる情報
DNSリーク アクセスしたサイトのドメイン情報
IPアドレス漏洩 本来のIPアドレスそのもの

どちらも通信の匿名性やプライバシーを損なう点では共通していますが、対策方法には違いがあります。

原因が異なるため、片方の対策だけで両方が解決するとは限りません。

両方をチェックする重要性

片方の対策だけを行って安心してしまうと、もう一方のリスクを見逃してしまう恐れがあります。

  • DNSリークとIPアドレス漏洩は別々にチェックする
  • 片方だけの対策では不十分な場合がある
  • 両方の観点から定期的に確認する習慣が望ましい

IPアドレス漏洩について詳しく知りたい方は、VPN使用中でもIPアドレスが特定される仕組みも参考にしてみてください。

企業やスマホでの注意点は?

個人利用だけでなく、企業のテレワーク環境やスマートフォンでもDNSリーク対策は重要な意味を持ちます。

企業のテレワーク環境

社員が自宅から社内システムにアクセスする際、DNSリークが発生しているとアクセス履歴が意図せず外部に残ってしまう可能性があります。

意外と見落とされやすいのが、分割トンネリング(スプリットトンネリング)機能を有効にしている場合です。

社内向けの通信だけをVPN経由にし、それ以外を通常回線に流す設定のため、社外向けアクセスのDNS問い合わせが丸ごと通常経路に流れてしまうことがあります。

  • アクセス履歴が意図せず外部に残るリスクがある
  • 個人向けより厳格なセキュリティポリシーが求められる
  • 複数拠点を持つ企業では統一したポリシーが望ましい
  • 分割トンネリング設定の対象範囲を定期的に見直す

スマートフォンでの対策

特にAndroid端末では、アプリごとに個別のネットワーク設定が可能なため、意図せずVPNの経路外で通信が行われるケースがあります。

省電力モード中にVPNアプリがバックグラウンド動作を制限され、気づかないうちに接続が切れているケースも見られます。

  • アプリごとの個別設定でVPN経路外の通信が起こり得る
  • iPhoneでもシステム設定内のVPN項目を確認しておく
  • OSのアップデート後は念のため再確認しておく

公衆Wi-Fiやブラウザ設定でも注意が必要?

外出先での利用やブラウザ側の設定も、DNSリークと無関係ではありません。

公衆Wi-Fi利用時の注意点

DNSリークのリスクは、特にカフェや駅などの公衆Wi-Fiを利用する場面で高まります。

  • 公衆Wi-Fi自体のセキュリティが脆弱な場合が多い
  • 漏れた情報が悪意のある第三者に利用されるリスクがある
  • 外出先ほどVPNとDNSリーク対策の重要性が高まる
  • 自動接続設定になっている場合は特に注意したい

ブラウザ側の設定確認

近年のブラウザには「DNS over HTTPS(DoH)」というDNS通信自体を暗号化する機能が搭載されていることがあります。

  • DoH機能がVPNアプリの設定と競合することがある
  • 意図しない経路でDNS通信が行われるケースも報告される
  • 設定項目はブラウザによって呼び名や場所が異なる
  • 想定外の挙動が見られたら一時的に無効化してみる

VPN接続時に想定外の挙動が見られる場合は、ブラウザ側のDoH設定を一時的に無効化し、VPNアプリ側のDNS設定を優先させることで解決する場合があります。

ブラウザだけがDoHで暗号化されていても、他のアプリの通信までは保護されない点も見落とされがちです。

Masashi
Masashi
DNSリークは気づきにくい落とし穴なので、定期的なチェックを習慣にしておくと安心です。

見落としがちな設定箇所や専門用語は?

VPNアプリ以外にも、DNSリーク対策で見落とされやすいポイントがあります。

VPNアプリ以外の設定箇所

OS標準のネットワーク設定でDNSサーバーが手動指定されたままになっている場合、VPNアプリの設定を変更してもそちらが優先されてしまうことがあります。

  • OS標準のネットワーク設定が優先されるケースがある
  • セキュリティソフトのDNS保護機能と競合するケースもある
  • 複数のセキュリティ関連ソフトを併用している場合は特に注意
  • どちらの設定が優先されているか一つずつ確認するとよい

複数のセキュリティ関連ソフトを併用している場合は、どちらのDNS設定が優先されているのかを一つずつ確認していくことをおすすめします。

知っておきたい関連用語

DNSリークについて調べていると、いくつかの専門用語に出会うことがあります。

  • DNS:ドメイン名をIPアドレスに変換する仕組み
  • IPv6:従来のIPv4に代わる新しいインターネットプロトコル
  • キルスイッチ:VPN接続が切れた際に通信を遮断する機能
  • DoH:DNS通信自体を暗号化するブラウザの機能

事前にこうした用語を押さえておくと、対策サイトや設定画面の説明もスムーズに理解できるようになります。

VPNサービスによってDNSリーク対策に差はある?

「DNSリーク防止」という表記があっても、事業者ごとに実装方式は異なります。

実装方式による違い

接続拠点ごとに専用のDNSリゾルバーを用意する方式と、複数拠点で共通のDNSサーバーを使い回す方式とでは、リーク発生時に推測される情報の精度が変わります。

方式 特徴
サーバー個別DNS方式 接続拠点ごとに専用DNSを割り当てる
共通DNS方式 複数拠点で同じDNSサーバーを共有する

共通DNS方式では、万が一リークが起きた際に利用中のサーバー国を絞り込まれやすくなる点に注意が必要です。

契約前に確認したいポイント

公式サイトのFAQやヘルプページには、DNS方式の詳細まで書かれていないことも珍しくありません。

  • DNSサーバーの運営元が自社かどうか確認する
  • 第三者DNSへの委託有無を問い合わせる
  • 無料トライアルで実際にリークテストしてみる

気になる場合は、契約前に問い合わせフォームなどで直接確認しておくと安心です。

細かい仕様まで確認する人は少数派ですが、長く使うサービスだからこそ一度は目を通しておきたいところです。

まとめ:「VPNのDNSリーク(DNS漏洩)って何?対策方法を調べてみた」

VPNを使っているから安心と思い込まず、DNSリークという見落としがちなリスクにも目を向けることが大切です。

  • 定期的なチェックと、防止機能付きのVPN選びを心がけることで、より安全にインターネットを利用できるようになります。
  • 特に新しい端末やアプリのアップデート後は、一度DNSリークテストを行う習慣をつけておくと、思わぬ設定ミスにも早めに気づけるはずです。

DNSリーク対策済みのVPNを比較しましょうとよいでしょう。

状況 おすすめの対応
DNSリークが心配 専用サイトで定期的にテスト
Windowsで設定が心配 ネットワークアダプタを確認
根本的に対策したい DNSリーク防止機能付きVPNを選ぶ
IPアドレスも心配 漏洩チェックもあわせて実施
企業で導入を検討 法人向けVPNの機能を確認
スマホでの利用が中心 OSごとの設定項目を確認

出典・参照元

  • 総務省
  • IPA(情報処理推進機構)

ここまで読んでくださり、ありがとうございました。

見えない部分の不安が解消され、安心してVPNを使い続けていただけますように。

本記事は一般的な情報提供を目的としています。実際の仕様や対応状況は変更される場合があるため、契約中のサービスの最新の公式情報をご確認ください。

2026年9月の優良おすすめサービス
サービス MillenVPN ExpressVPN NordVPN セカイVPN Glocal VPN Surfshark スイカVPN マイIP/マイIP ソフトイーサ版
特徴 MillenVPNは、日本及び海外のウェブサービスや動画配信サービスに安全かつプライベートにアクセスできるVPNサービスです。ノーログポリシーを採用し、利用者の通信内容や使用状況を追跡しません。アプリを使った簡単接続で、日本法に基づくクリーンな運営が特徴です。同時に10台のデバイスで利用可能で、全世界の1,300台以上のVPNサーバーを通じて高速接続が提供されます。 世界105ヶ国に展開する超高速VPNサービス。ユーザーのIPアドレスを隠し、ネットワークデータを暗号化することでプライバシーとセキュリティを強化。無制限の帯域幅と超高速VPNサーバーにより、ストリーミングやオンラインゲームにも最適。全デバイス対応(Windows, Mac, iOS, Android, ルーターなど)。 NordVPNは、個人情報を保護し、プライベートなインターネット体験を提供するVPNサービスです。世界中に6300台以上のVPNサーバーを持ち、高速な接続速度を提供します。特徴として、マルウェア保護、トラッカーと広告ブロッカー、ノーログポリシーがあり、1つのアカウントで最大10台のデバイスに対応します。また、日本語を含む多言語に対応しています。 セカイVPNは、日本を含む複数国に設置されたVPNサーバーを利用して、各国のIPアドレスでインターネットに接続できるIP共有型のVPNサービスです。PPTP、L2TP、OpenVPN、IKEv2、OpenConnectに対応しており、各種OSやデバイスで利用可能です。また、最大3セッションまで同時接続が可能です。 Glocal VPNは、日本のIPアドレスを付与することで海外からでも日本の動画サイトが視聴可能になるVPNサービスです。様々なデバイスに対応し、動画視聴に特化しており、安全で快適な通信速度を提供します。7日間のお試し期間があります。 Surfsharkは、1つの契約で同時接続台数が無制限という点が最大の特徴のVPNサービスです。世界100ヶ国前後・4,500台以上のサーバーを展開し、ノーログポリシー、広告・マルウェアブロック機能(CleanWeb)、複数IPに同時接続できるMultiHopなどを備えています。業界でも最安クラスの料金設定で、家族やデバイスの多いユーザーに向いています。 スイカVPNは、中国など通信規制の厳しい国からの利用実績が多い日本発のVPNサービスです。IKEv2、OpenConnect、L2TP、PPTPなど複数の接続方式に対応し、世界45都市・約50サーバーを展開。日本語サポート(平日10:00〜18:00)があり、固定IPが標準で付与されるため海外赴任者やビジネス利用にも向いています。 マイIPは、回線を問わずどこからでも日本の固定IPアドレスが使えるインターリンクのVPNサービスです。テレワークでの社内システムへのIP制限アクセスや、海外からの日本向けサービス利用に活用できます。ソフトイーサ版は複数の固定IPに対応し、セキュリティが厳しい環境でも通しやすい方式を採用しています。
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運営会社 AzPocket, Inc. ExpressVPN Nord Security Interlink 株式会社グローカルネット Surfshark B.V.(オランダ) 株式会社MAJ Tech 株式会社インターリンク
地域 全世界 全世界 全世界 日本、アメリカ、ドイツ、台湾、韓国、フランス、イギリス、タイ、インドネシア、ベトナム 主に日本、ただしサーバーは日本を含む複数国に設置されています。 全世界(約100ヶ国) 世界45都市(日本・アメリカ・イギリス・韓国・台湾など) 日本(日本の固定IPアドレスを付与)
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この記事を書いた人

Masashiのアバター Masashi

10年以上にわたりインターネットセキュリティの分野で活動しており、その間、数十社のクライアントのオンライン安全性とプライバシーを守るために尽力してきました。

VPNの導入は、この長年の経験からも、インターネットの安全性を向上させる最も信頼性の高い方法の一つであると確信しています。

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