セカイVPNとGlocal VPNは、サーバーの拠点数において根本的に設計思想が違います。
海外滞在中にどちらを選ぶか迷い、拠点数の多さだけで判断しかけたことがある人も多いはずです。
両社の公式サイトを実際に確認し、拠点数・対応国・同時接続台数の違いを整理しました。

数字ばかりで退屈させてしまうかもしれませんが、なるべく分かりやすくまとめています。
セカイVPNとGlocal VPNのサーバー拠点数はどれくらい違うのか?
セカイVPNは10ヶ国、Glocal VPNは日本のみに拠点を持ち、設計思想が異なります。
セカイVPNの対応国・拠点数は?
セカイVPNは公式サイトで、日本を含む10ヶ国の拠点を明示しています。
この10ヶ国は、動画配信サービスやニュースサイトなど地域制限のあるコンテンツへのアクセスを想定した構成です。
対応国を地域ごとに整理すると、次のようになります。
- 日本(国内での検証や比較用途に使われます)
- アメリカ(北米向けサービスへのアクセスに使われます)
- ヨーロッパ(ドイツ・フランス・イギリスの3ヶ国)
- アジア(台湾・韓国・タイ・インドネシア・ベトナムの5ヶ国)
- 10ヶ国すべてに追加料金なしでアクセスできます。
- 拠点の切り替えは、契約後に案内される専用アプリから行います。
- 料金は10ヶ国分をまとめた単一プランで、拠点ごとの追加課金はありません。
- 対応国は今後増減する可能性があるため、契約前に最新情報を確認します。
1契約で10ヶ国すべてのサーバーに切り替えて使える点が特徴です。
アジア圏だけで5ヶ国を数えており、日本以外のアジア向け配信サービスにもアクセスしやすい設計です。
公式サイトには台数までは記載がなく、拠点数のみが公開されています。
Glocal VPNのサーバー拠点は日本国内だけなのか?
Glocal VPNの動画視聴VPNは、日本サーバーのみで運用されています。
公式サイトにも「海外サーバーへの接続は出来かねます」と明記されています。
両社の拠点の広さを比べると、次のような差になります。
| 比較項目 | セカイVPN | Glocal VPN |
|---|---|---|
| 拠点となる国の数 | 10ヶ国 | 1ヶ国(日本のみ) |
| 海外サーバーへの接続 | 可能 | 不可 |
| 運営会社 | 株式会社インターリンク | 株式会社グローカルネット |
| 接続方式の数 | PPTP・L2TP・OpenVPN・IKEv2・OpenConnectの5種類 | 専用アプリのほかOpenVPNやL2TP/IPsecなど7種類 |
| ISMS認証 | 非公表 | ISO/IEC 27001(ISMS)取得 |
| 暗号化方式 | 非公表 | AES-256・SHA-384 |
拠点の広さでは、セカイVPNが明確に上回っています。
Glocal VPNには固定IPアドレス向けの別サービスもありますが、動画視聴用プランは日本以外への接続を提供していません。
動画視聴以外の目的で海外拠点を使いたい場合は、他サービスとの使い分けも検討したいところです。
サーバー拠点数が多いと本当に有利なのか?
拠点数の多さだけを基準にすると、実際の使用感で想定と違う結果になることがあります。
拠点数と通信速度の関係をどう考えればいいのか?
拠点数が多くても、通信速度が必ず速くなるわけではありません。
たとえるなら、拠点数はコンビニエンスストアの店舗数のようなものです。
店舗数が多くても、近くの一店舗が混雑していれば会計に時間がかかります。
- 接続先サーバーの混雑状況
- 物理的な距離によるレイテンシ
- 時間帯による回線の空き具合
- 利用者数の集中しやすい人気拠点かどうか。
- 契約プランを変えても改善しない要素
- 回線提供元のネットワーク混雑状況
VPNサーバーも同じで、拠点の数より個々のサーバーの空き具合が体感速度を左右します。
以前、拠点数が多ければ安心だと思い込み、遠い国のサーバーを選んで速度が伸び悩んだことがありました。
拠点数の表記は、あくまで選択肢の広さを示す数字に過ぎません。
本当に拠点が多い方が快適なのか、比較する前は迷いました。
拠点とは、いわば路線図上の駅のようなもので、駅の数が多くても各駅の混雑具合までは路線図だけで分かりません。
VPNの拠点数も同様に、数字だけでは実際の使い心地までは判断できません。
拠点が偏っていると何が困るのか?
Glocal VPNは日本の動画視聴に強い一方、拠点の偏りが弱点にもなります。
拠点は日本だけで十分だろうと思い込み、海外の配信サービス解除ができず慌てたこともありました。
拠点の偏りが影響しやすい場面を挙げると、次のとおりです。
- 日本以外の国のコンテンツを見たい場合
- 特定の国のIPアドレスを装って情報収集したい場合
- 複数国のサーバーを切り替えて速度を比較したい場合
- 出張や赴任先の国から日本以外のサービスへアクセスしたい場合
- 業務でグローバルな拠点を切り替えて検証したい場合
- 複数国のサービスを同じ契約内で試したい場合
- 拠点を切り替えながら通信品質を見極めたい場合
- 海外赴任が長期化しそうな場合
目的が日本のコンテンツ視聴に限られるなら、この弱点はほとんど影響しません。
逆に言えば、拠点が1ヶ国に絞られているからこそ、日本向けの通信経路がシンプルに保たれているとも言えます。
海外拠点を使う予定があるかどうかを契約前に整理しておくと、後から困ることを避けやすくなります。
同時接続台数・料金にはどんな違いがあるのか?
拠点数だけでなく、同時接続台数や料金にも見過ごせない明確な差があります。
セカイVPNの同時接続と料金は?
セカイVPNは1契約で最大3台まで同時接続でき、月額1,100円(税込)です。
料金は初期費用無料の月額制のみで、複雑なプラン分岐はありません。
同時接続の上限は契約プランを変えても増減しない、シンプルな仕様です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 月額料金 | 1,100円(税込) |
| 同時接続台数 | 最大3台 |
| 対応拠点 | 10ヶ国 |
| 初期費用 | 無料 |
| 支払い方法 | クレジットカード・NTT支払い・口座振替 |
| 対応プロトコル | PPTP・L2TP・OpenVPN・IKEv2・OpenConnect |
3台という上限は、1人でスマホ・パソコン・タブレットを使い分ける利用場面を想定した設計に見えます。
セカイVPNとGlocal VPNのキルスイッチを比較した内容でも触れましたが、機能面の差も契約前に確認しておきたいところです。
料金体系がシンプルな分、契約後に想定外の追加費用が発生しにくい点も安心材料です。
- 契約手続きから利用開始まで、追加の初期設定はほとんど不要です。
- 10ヶ国分の拠点情報は契約後にまとめて案内されます。
Glocal VPNの同時接続台数はなぜ1台なのか?
Glocal VPNは1アカウントにつき1台までの接続が基本仕様です。
公式サイトには「1ユーザーにつき1つのアカウントを保有するもの」と記載されています。
複数端末を同時に使うには、追加アカウントの契約が必要になります。

余談ですが、1台縛りのおかげでアカウント管理はむしろ単純に感じました。
Glocal VPNとセカイVPNのP2P対応を比較した内容と合わせて確認すると、用途ごとの向き不向きがより見えてきます。
1台運用を前提にした料金設計のため、複数端末を使うほど割高になりやすい点は覚えておきたいところです。
目的別にどちらを選べばいいのか?
拠点数・接続台数・料金の違いを踏まえると、目的別の選び方の軸がはっきり見えてきます。
海外滞在中に多拠点で情報収集したい人にはどちらが向くか?
複数国をまたいで利用するなら、セカイVPNが向いています。
本当に3台も同時接続が必要なのか、契約前は疑問でした。
拠点を切り替えられる自由度も、選択の決め手になりやすい部分です。
- 出張先や赴任先が複数国にまたがる場合
- 海外の複数サービスを拠点ごとに使い分けたい場合
- 仕事用と個人用の端末を同時に接続したい場合
- 複数国のIPアドレスを比較検討したい場合
- コストよりも拠点の広さや機能を優先したい場合
- 接続方式を用途によって選び分けたい場合
- クレジットカード以外の支払い方法も選びたい場合
- ノートパソコン・スマホ・タブレットを同時に接続したい場合
実際に使うと、スマホとノートパソコンを同時につなぐ場面が多く、3台枠はちょうど良い設計でした。
普段の癖で出張のたびに同じ遠方の拠点を選び続け、速度が安定しなかった失敗もありました。
拠点を切り替えて試すという発想自体、意外と見落としがちなポイントです。
- 接続後は拠点ごとの応答速度を一度確認しておくと安心です。
- 混雑しやすい時間帯を避けて接続すると体感速度が変わります。
日本の動画を海外で見たいだけならどちらが向くか?
目的が日本の動画視聴に絞られるなら、Glocal VPNが向いています。
拠点が日本に集中している分、日本向けサービスとの相性は良好です。
主要な動画配信サービスが視聴できるか、公式側で定期的に確認する体制が整えられています。



- 日本の動画配信サービスだけを見たい場合
- 使う端末が1台に決まっている場合
- 料金をできるだけ抑えたい場合
- 契約前に無料期間で使用感を試したい場合
- クレジットカード決済で手続きを完結させたい場合
- 日本語サポートを利用しながら進めたい場合
- 拠点の広さよりも導入の手軽さを優先したい場合
- 即日から日本の動画を見始めたい場合
用途を1つに絞れるなら、拠点の狭さはむしろ気にならない条件になります。
月額779円からという料金も、単体プランとして見れば手が出しやすい水準です。
料金と手軽さを重視するなら、Glocal VPNは有力な候補になります。
- 申し込みから利用開始までオンラインで完結します。
- 接続方法は専用ソフトのほか複数のプロトコルから選べます。
ここまでの内容に加えて、読者から寄せられやすい疑問も簡単に補足しておきます。
迷ったときは公式サイトの最新情報を優先して確認することをおすすめします。
まとめ:「セカイVPNとGlocal VPNのサーバー数・拠点数を実際に比較して分かった違い」
セカイVPNは10ヶ国に拠点を持ち、Glocal VPNは日本国内のみに拠点を絞っています。
拠点数の多さは万能の指標ではなく、目的に合った拠点があるかどうかが重要です。
特に長期契約を検討している場合は、この違いを踏まえて選ぶことが欠かせません。
| 項目 | セカイVPN | Glocal VPN |
|---|---|---|
| 拠点数 | 10ヶ国 | 日本のみ。 |
| 同時接続 | 最大3台 | 1台(追加契約で複数可) |
| 月額料金 | 1,100円 | 779円〜 |
| 運営会社 | 株式会社インターリンク | 株式会社グローカルネット |
| 支払い方法 | クレジットカード等複数 | クレジットカードのみ。 |
| 海外拠点への接続 | 可能 | 不可 |
複数国を使い分けたいならセカイVPN、日本の動画視聴に絞るならGlocal VPNが候補になります。
拠点の数だけを見て決めるのではなく、どの国からどの国のコンテンツを見たいのかを先に整理しておくと選びやすくなります。
- 拠点数だけでなく、同時接続台数や支払い方法まで含めて比較します。
- 目的の国のコンテンツに拠点があるかどうかを最優先で確認します。
- 契約前に無料体験やお試し期間で実際の使用感を確かめます。
- 運営会社の情報や暗号化方式など、セキュリティ面も併せて確認します。
- 複数国を使うか日本国内だけで十分かを、先に自問しておきます。
- 料金プランは長期契約による割引の有無も比較材料に加えます。
- 対応プロトコルの種類も、利用する端末との相性に影響します。
- サポート体制の充実度も、契約後の安心感を左右する要素です。
迷ったときはサーバー数・拠点数で選ぶなら比較表を確認から詳細を見てみてください。
出典・参照元
数字だらけの比較にお付き合いいただき、感謝しております。
ご自身にぴったりの拠点数が見つかり、満足できる契約に至りますように。
※本ページに掲載している口コミ・体験談は特定の個人を特定できないよう配慮し編集しています。効果や変化を保証するものではなく、料金・サービス内容は変更される場合があるため最新情報は公式サイトをご確認ください。









