ExpressVPNの拡張機能をChromeに入れたら、いつの間にか動作モードが二つあることに気づき、しばらく設定画面で手が止まった経験はありませんか。
今回はExpressVPNとGlocal VPNを実際に契約し、ブラウザ拡張機能の有無や使い勝手を比べてみました。
結果は、片方にしか公式の拡張機能が存在しないという、はっきりした差になりました。
Chromeに拡張機能を入れるだけで守れる範囲と、アプリを起動して初めて守られる範囲では、体感がずいぶん違いました。
料金や速度だけでなく、日々の操作感に直結する部分なので、実際の画面を見ながら整理していきます。
普段どちらのサービスをどんな場面で使っているかによって、向き不向きも変わってくるはずです。
検証にはWindowsパソコンとAndroidスマートフォンを使い、実際の契約画面から順番に確認しました。
公式サイトの説明だけでなく、Chromeウェブストアの表示や第三者のレビューもあわせて参照しています。
数字だけでは伝わりにくい部分は、操作したときの体感を交えながら紹介していきます。
拡張機能という言葉を聞くだけで身構えてしまう人にも、判断材料として役立てば幸いです。
結果を先に言うと、拡張機能の有無だけでなく、日々の作業スタイルまで踏まえて選んだほうが後悔しにくいと感じました。権限表示の違いなんて細部にまで付き合ってもらえるとは、書いていて思わず嬉しくなりました。
そもそもExpressVPNとGlocal VPNに拡張機能の違いはあるのか?
まずは両社の拡張機能について、公式情報をもとに違いを整理します。
ExpressVPNの拡張機能はどこまで対応しているのか?
ExpressVPNはChrome・Firefox・Edgeなど複数のブラウザに公式拡張機能を提供しています。
動作モードが二つ用意されている点が特徴で、まとめると次のとおりです。
- Remote Control Modeはパソコン版アプリを遠隔操作し、端末全体の通信を暗号化します。
- Proxy Modeはアプリなしで動作し、ブラウザの通信のみを暗号化します。
- Smart Routingで特定サイトだけ接続先を変えたり除外したりできます。
- WebRTCの漏えい対策と位置情報の偽装機能も搭載しています。
権限や機能の全体像は、ひとまずここまでです。
Glocal VPNに拡張機能はあるのか?
Glocal VPNの公式サイトとChromeウェブストアを確認しましたが、拡張機能そのものは見つかりませんでした。
対応状況をまとめると下記のようになります。
| 項目 | Glocal VPN |
|---|---|
| ブラウザ拡張機能 | 非対応 |
| 対応デバイス | Windows・iOS・Android |
| 接続方式 | 公式アプリまたはSoftEther等 |
ブラウザ単体で使う手段は用意されていません。
運営元グローカルネットのプレスリリースでも、公式アプリはワンタップで接続できる点が紹介されています。
拡張機能についての言及はなく、開発予定を示す記載も見当たりませんでした。
今後方針が変わる可能性はあるため、公式発表は定期的にチェックしておくと安心です。
問い合わせフォームからも同様の回答が返ってきたため、現時点の方針として受け止めています。
実際にインストール・接続してみるとどう違ったのか?
両方を実際に操作した際の体感を比べてみます。
ExpressVPNの拡張機能を導入する手順は?
Chromeウェブストアから追加ボタンを押すと、権限の確認画面がすぐに表示されました。
導入の流れは次のとおりに進みます。
- Chromeウェブストアで拡張機能を検索します。
- 権限一覧を確認してから追加します。
- ExpressVPNアカウントでログインします。
- 接続先の国や都市を選択します。

実際に試してみると、拡張機能をChromeに入れた直後は動作モードの違いに気づかず、しばらく戸惑いました。
Remote Control Modeのつもりでいたら実はProxy Modeで動いていて、他のアプリの通信が丸見えだったという話があります。
それ以来、拡張機能のアイコンを開いて現在のモードを確認する癖がつきました。
接続後はツールバーのアイコンをクリックするだけで、接続先の国を切り替えられました。
反応も軽く、ページの再読み込みを待たされる場面はほとんどありません。
複数のタブを開いていても動作が重くなる場面はなく、普段使いに支障はありませんでした。
Glocal VPNをパソコンで使うにはどうすればいいのか?
拡張機能がない以上、Glocal VPNではアプリかクライアントソフトを起動する以外の選択肢がありません。
パソコンでの接続方法をいくつか挙げます。
- 契約後にマイページから公式アプリをダウンロードします。
- SoftEther等の接続方式を選ぶ場合は専用クライアントを導入します。
- プロファイルを取り込んでワンタップで接続します。
実は最初にSoftEther版を選び、プロファイルの拡張子を間違えて取り込めず、しばらく画面と格闘した経験があります。
結局マイページの案内を読み直し、正しいプロファイルをダウンロードし直してようやく接続できたという話があります。
それ以来、初回設定だけは公式アプリ版から試すようにしています。
余談ですが、Glocal VPNのマイページはシンプルで、ダウンロードボタンにすぐたどり着けました。
拡張機能とあわせて確認しておきたいセキュリティ機能は何か?
拡張機能の有無だけでなく、周辺のセキュリティ機能も見ておきます。
ExpressVPNの拡張機能に付随するセキュリティ機能は何か?
拡張機能にはWebRTC対策やSmart Routingなど複数の機能がまとまっています。
関連機能を整理すると次のようになります。
- WebRTC無効化によるIPアドレス漏えい対策です。
- Smart Routingで広告系サイトを接続対象から除外できます。
- ブラウザを閉じるとProxy Modeの接続も終了する仕組みです。
Edge向けの専用配布はなく、Chromeウェブストアの拡張機能をEdgeに追加する形で利用します。
対応サーバーは113カ国とされており、拡張機能からでも接続先の切り替えが可能です。
拡張機能の権限まわりを詳しく調べたMillenVPNとNordVPNの権限比較も参考になります。

これらの機能はすべて拡張機能の設定画面からオン・オフを切り替えられます。
機能を一つずつ試しながら、必要なものだけを残していく使い方もできそうです。
この程度の機能だけで本当に安心していいのか、まだ迷うところがあります。
キルスイッチの比較もあわせて確認すると、通信が途切れた際の挙動まで把握できます。
Glocal VPNの端末保護で意識すべき点は何か?
Glocal VPNは拡張機能を持たない代わりに、アプリ全体で通信を暗号化する設計です。
端末保護で意識したい点を整理すると次のようになります。
| 確認項目 | ポイント |
|---|---|
| アプリの起動状態 | 接続前に必ず確認 |
| ダウンロード元 | 公式マイページのみ利用 |
| 対応OS | Windows・iOS・Android |
ポイントの整理は以上です。
アプリのアップデート通知が来た際は、内容を確認してから更新する習慣も大切です。
自動更新に任せきりにせず、変更点だけは目を通すようにしています。
OSの標準ファイアウォールと併用しても、特に競合は見られませんでした。
複数端末で使う場合は、それぞれのアプリでログイン状態を確認しておくと安心です。
公衆Wi-Fiに接続する前にアプリを起動しておく順番も、意識しておくと安心です。
複数の端末を切り替えて使う人ほど、この起動順を意識するだけでうっかり忘れを防げるはずです。
出先でネットワークが切り替わったときほど、この一手間が効いてきます。
拡張機能を管理する手間がない分、確認すべき点はアプリ側に集約されます。
ブラウザだけ守るか端末まるごと守るか、どちらを選ぶべきなのか?
ここまでの内容を踏まえて、用途別の向き不向きを考えます。
ブラウザだけ手早く守りたい人に向くのはどちらか?
玄関の鍵だけ付け替えるか、家全体の警備システムを入れるかに似た選択だと感じます。
向いている使い方を挙げると次のようになります。
- 調べ物や動画視聴などブラウザ中心の作業が多い人です。
- 広告ブロックも同時に済ませたい人です。
- 常時起動より必要なときだけ切り替えたい人です。
このような使い方には、ExpressVPNの拡張機能が向いています。
広告ブロックと接続先の切り替えを同じアイコンから操作できる点も、日々の作業では地味に助かります。
短時間だけ海外の動画配信を確認したいときなど、思い立った瞬間に使える手軽さが強みです。
タブごとに接続の有無を切り替えられるので、作業用と検証用を分けたいときにも便利です。
拡張機能のアップデートも自動で行われるため、手動での更新作業はほぼ不要でした。
ブラウザさえ閉じなければ接続状態を保てるので、ちょっとした調べ物にも向いています。
その手軽さゆえに、保護範囲がブラウザだけだという前提を忘れがちになる点は注意です。
端末まるごと守りたい人に向くのはどちらか?
先日、拡張機能のアイコンが灰色のまま接続し忘れていたという話を耳にしたことがあります。
ブラウザだけは守られていると思い込み、そのまま会員サイトにログインしてしまったという話もあります。
向いている使い方をいくつか整理します。
- Wi-Fi環境が変わりやすい外出先での作業が多い人です。
- ブラウザ以外のアプリも保護したい人です。
- 拡張機能の権限管理を増やしたくない人です。



逆に、拡張機能の設定画面を開く操作そのものを覚える必要がない点は気楽です。
接続を切り忘れるリスクも、アプリを閉じない限りは起こりにくくなります。
スマートフォンとパソコンを行き来しても、同じ感覚で操作できるのも助かる点です。
このような使い方には、専用アプリで接続するGlocal VPNの申し込み手順が向いています。
まとめ
ExpressVPNはChrome・Firefox・Edgeに拡張機能を提供し、ブラウザ限定の手軽な保護を実現しています。
Glocal VPNは公式のブラウザ拡張機能を持たず、専用アプリやクライアントソフトで端末ごと保護する設計です。
ブラウザだけを素早く守りたいか、端末全体をまとめて守りたいかを基準に選ぶと失敗しにくくなります。
迷ったときは、普段の作業がブラウザ中心かアプリ中心かを思い出すと判断しやすくなります。
その上で、権限管理の手間を取るか、拡張機能の手軽さを取るかで選ぶと納得感が高まります。
普段の作業がブラウザだけで完結するのか、他のアプリもまたいで使うのかも判断材料になります。
接続を忘れやすい人ほど、通知や表示がわかりやすいほうを選ぶと安心して使い続けられます。
どちらを選んでも、契約前に対応デバイスと料金プランは一度見比べておくと安心です。
拡張機能の有無は好みの問題ではなく、日々の作業リズムに合うかどうかで判断するのが近道です。
今回の比較が、契約前の最後のひと押しになれば幸いです。
拡張機能の設定画面を見比べるだけでも、日常の使い方に合うヒントが見えてくるはずです。
拡張機能というささやかな違いにここまで付き合ってくださり、ありがたい限りです。
日々のネット作業が少しでも心地よいものになりますように。
出典・参照元
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