VPN選びで最初に目に入る数字といえば、サーバー数や拠点数です。
MillenVPNとNordVPNを比べようとして公式サイトを開いたとき、掲載されている桁の違いに戸惑った経験があります。
比較しづらい数字に戸惑った経験がある人は、少なくないはずです。

MillenVPNとNordVPNのサーバー数はどれくらい違うのか?
まずは公式サイトが掲げる数字をそのまま比べてみます。
桁の違いに驚く前に、何を基準にした数字なのかを押さえておくことが大切です。
公式サイトが公表する数字を比べると
MillenVPNは「2,000台以上のVPNサーバー」を「世界140ヶ所以上」に展開していると公表しています。
一方のNordVPNは「224か所に広がる数千台の超高速VPNサーバー」という表現を採用しています。
| 比較項目 | MillenVPN | NordVPN |
|---|---|---|
| サーバー台数 | 2,000台超 | 数千台 |
| 拠点数 | 140以上 | 224以上 |
運営元はMillenVPNがアズポケット、NordVPNがパナマ法人です。
比較サイトによって「8,400台」「6,000台」と数字がまちまちで戸惑いました。
NordVPNが具体的な総台数を公式には明言せず、あえて「数千台」という表現に切り替えている点も見逃せません。
台数を検証サイトの引用だけで判断すると、実態とずれる恐れがあると気づきました。
公式サイトに載る数字こそ最も信頼できる基準になると、調べ直して改めて感じました。
更新頻度が高いサービスほど、数カ月前の比較ページの数字がすでに古くなっている点にも注意が必要です。
拠点数(対応国・都市)で見るとどうなるか
台数よりも、どの国や都市に接続できるかを重視する使い方も多いはずです。
- NordVPNは南北アメリカから欧州、アジア太平洋まで拠点をカバーしています。
- MillenVPNは主要国を網羅しつつ日本語サポートを重視しています。
拠点の広がりだけを見ると、NordVPNの数字がMillenVPNを上回ります。
ただしMillenVPNも国産VPNの中では拠点数が多い部類に入ります。
| 地域 | NordVPNの傾向 |
|---|---|
| 南北アメリカ | 米国だけで55都市に展開 |
| 欧州・アジア太平洋 | 主要国はほぼ網羅 |
米国内だけでこれだけ細かく都市が分かれているとは、調べるまで想像していませんでした。
ここまで多いと逆に選択肢が多すぎて迷う、という贅沢な悩みも生まれます。
拠点数を見るときに確認しておきたい視点です。
- よく使う国が含まれているかを確認します。
- その国に複数都市の拠点があるかを確認します。
- 特殊サーバー(P2P・難読化など)に対応しているかを確認します。
接続先の国旗アイコンをただ眺めて満足していた時期もありましたが、実際に使う国は数カ国に絞られると後で気づきました。
拠点一覧の華やかさで契約を決めるのは早計だったと振り返っています。
サーバー数が多いほど通信は速くなるのか?
数字の大きさと体感速度が一致するとは限りません。
ここでは実際に接続して感じた誤算と、速度を左右する本当の要因を整理します。
実際に体感したときの誤算
「サーバーが多い方が絶対速いはず」と思い込み、最初に数千キロ離れた海外拠点へ接続しました。
結果は表示が遅く、動画が何度も止まり、拠点数の多さと速さは別物だと痛感しました。
当時は基本を知らず、あえて遠い拠点を選ぶ癖がついていました。
拠点選びで速度を落とさないための基本です。
- 物理的に近い拠点を優先します。
- 混雑しやすい時間帯を避けます。
- アプリの推奨サーバー機能を試します。
本当に数が多い方が有利なのか、正直なところ最初は半信半疑でした。
別の日にはお気に入りの拠点が混雑していると知らず、なぜか遅いと首をかしげていました。
混雑状況を示す表示に気づいたのは、しばらく経ってからのことでした。
速度を左右する本当の要因
サーバー数はレストランの席数に近いものだとイメージすると分かりやすくなります。
席数が多くても厨房の腕が悪ければ料理は遅く、席が少なくても厨房が優秀なら待たされません。
VPNのサーバーも同じで、台数という「席数」だけでは満足度は測れません。
| 要因 | 影響度 |
|---|---|
| 拠点との距離 | 大きい |
| 同時接続の混雑 | 大きい |
| 公称の総台数 | 限定的 |
ExpressVPNとセカイVPNのサーバー数比較でも、台数差がそのまま体感差にならなかった点が示されています。
他社の検証でも同じ傾向が出ているのを見て、思い込みを改める必要があると感じました。
台数の多さは安心材料にはなっても、速度の保証にはならないと考えた方が現実的です。
結局のところ、拠点の看板よりも1台あたりの余力を見た方が失敗は減ると学びました。
数字の勝ち負けにこだわりすぎると、肝心の使い勝手を見落とすと痛感しました。
速さを最優先するなら、公称の台数より実測レビューを先に確認する方が近道です。
料金や運営体制まで含めて比べる価値はあるのか?
財布への影響や運営元の姿勢も判断材料になります。
数字の勝敗だけで満足せず、支払う金額と運営の透明性まで確認しておくと安心です。
月額料金プランの比較
MillenVPNは2年契約で月額360円から、NordVPNは月額540円からとなっています。
| プラン区分 | 特徴 |
|---|---|
| MillenVPN専用サーバー | 月額2,100円〜、固定IP付き |
| NordVPNエリートプラン | 月額990円、固定IP付き |
固定IPが欲しいなら上位プラン加入が前提です。
その分の追加コストも事前に見込んでおきたいところです。
| プラン | MillenVPN | NordVPN |
|---|---|---|
| 最安月額 | 360円 | 540円 |
| 単発利用 | 7日〜対応 | 基本は非対応 |
短期の海外出張にしか使わないなら、都度払いに対応する柔軟さが光ります。

逆に長期でセキュリティ機能までまとめたい場合は、NordVPNの上位プランが選択肢に入ります。
- 専用サーバーや固定IPまで欲しいならMillenVPNの専用プランが候補です。
- ウイルス対策やダークウェブ監視まで一本化したいならNordVPNの上位プランが候補です。
料金だけを見て決めると、後から機能不足に気づく展開になりかねません。
運営会社と信頼性(ノーログ監査・拠点国)
MillenVPNは大阪のアズポケット株式会社が運営する国内サービスです。
NordVPNはパナマ法人が運営し、開発拠点は欧州側に置いています。
| 会社名 | 所在地 |
|---|---|
| アズポケット株式会社 | 大阪府大阪市 |
| Nord Security系列 | パナマ・欧州 |
所在地だけでなく、実際にサポートへ問い合わせた際の対応速度も比較の材料になります。
- MillenVPNはプライバシーポリシーを日本語で確認できます。
- NordVPNはノーログ方針を毎年外部監査で検証しています。
監査の有無だけで見るとNordVPNに分がありますが、国内法人ゆえの安心感を評価する声も根強くあります。
| 確認項目 | MillenVPN | NordVPN |
|---|---|---|
| 運営国 | 日本 | パナマ |
| ノーログ監査 | 公式記載なし | 毎年実施 |
運営元がパナマ法人だと聞いて身構える人もいます。
ただ、開発体制や監査実績まで見れば過度な心配は不要だと感じました。
逆に国内法人であることが必ずしも安全性の証明にはならない点も、あわせて頭に入れておきたいところです。
結局どちらを選ぶべきか目的別に整理すると?
用途別に向き不向きを整理しておきます。
ここまでの数字と実際の使用感を踏まえたうえで、最終的な選び方をまとめます。
海外配信・多拠点接続を重視する場合
接続先の国数や配信解除の実績を優先するなら、拠点数で勝るNordVPNが有力です。
- 複数国のカタログを頻繁に切り替えたい人
- Double VPNなど特殊接続を試したい人
ここまで調べても、拠点数の多さがすべてを決めるわけではないという感覚は変わりませんでした。
とはいえ選択肢の広さそのものは、旅先や出張先で急に接続先を変えたいときの安心材料になります。
特殊サーバーまで揃っている点は、用途の幅を広げてくれる材料になります。
多機能な分だけ設定項目も増えるため、使いこなすまでは戸惑う場面もあると感じました。
とりあえず全部入りを選んで、結局ひとつも使わなかった機能があるのも本音です。
国内利用中心・日本語サポート重視の場合
国内利用が中心で、困ったときに日本語で相談したい人にはMillenVPNが向いています。
拠点数の桁は小さくても、日常使いに必要な国と都市はきちんと押さえられています。
短期の海外出張やイベント参加のときだけ使いたい人にも、都度払いプランが向いています。
| タイプ | 向くサービス |
|---|---|
| 海外配信を切り替えたい | NordVPN |
| 国内中心・日本語重視 | MillenVPN |
数字の大小よりも、利用スタイルに合った拠点構成かどうかで選ぶ方が失敗は少なくなります。
国内の主要都市からの接続であれば、拠点数の差を体感する場面はそれほど多くないというのが実感です。
拠点数の勝敗だけでサービスを決めるのは早計だという実感が、調べるほど強くなりました。
サーバーの混雑や保守体制も比較しておくべきか?
台数や拠点数の裏側にある運用面も、長く使うなら見ておきたいところです。
負荷分散やアップデートの取り組み
NordVPNは新拠点の追加を頻繁に発表しており、混雑を避ける負荷分散に力を入れています。
MillenVPNも国内利用者の増加にあわせてサーバー増強を進めています。
| 取り組み | 内容 |
|---|---|
| 新拠点の追加 | 両社とも継続的に実施 |
| 混雑時の自動振り分け | アプリの推奨サーバー機能で対応 |
台数が同じでも振り分けの賢さ次第で、体感の快適さは変わってきます。
増強のペースだけを追いかけるより、実際の割り振りの仕組みを確認する方が判断材料になります。
新拠点が増えたという告知を見るたびに、少し得した気分になるのも正直なところです。
メンテナンス時の情報開示
メンテナンス告知の細かさもサービス選びの地味な決め手になります。
接続できない理由が分かるかどうかで、焦り方はまるで違ってきます。
深夜につながらず焦った経験がありますが、告知を確認して単なるメンテナンスだと分かり安心しました。
情報開示の丁寧さは、台数や拠点数の数字には表れない安心材料だと感じています。
利用者の口コミではサーバー数はどう語られているのか?
数字の裏側にある実際の使用感も、比較サイトやSNSの声から見えてきます。
SNSや比較サイトで見かけた声
比較サイトの多くは「サーバー数はNordVPNが優勢、サポートはMillenVPNが優勢」とまとめています。
SNSでは「安定して接続できる」「スマホアプリも問題ない」というMillenVPNの声も見かけました。
数字の勝敗と満足度の評判が必ずしも一致していない点が、調べていて興味深く感じました。



- MillenVPN:日本語サポートの評価が高い傾向にあります。
- NordVPN:速度と拠点の豊富さを評価する声が目立ちます。
数字の見え方が変わる理由
同じ両社を比較していても、比較ページの公開時期によって引用する台数が違うことがあります。
サーバー増強のペースが速いサービスほど、この振れ幅は大きくなりがちです。
| 情報源 | 数字の傾向 |
|---|---|
| 公式サイト | 最新かつ最も信頼できる |
| 比較・レビューページ | 公開時期でばらつきが出やすい |
契約直前には必ず公式サイトで最新の数字を確認する習慣をつけるようになりました。
古い数字を鵜呑みにして選び、後で公式サイトの数字と違うと気づいたこともあります。
数字そのものより、その数字がいつ時点のものかを見る癖がついたのは収穫でした。
まとめ|MillenVPNとNordVPNのサーバー数比較で見えたこと
サーバー台数も拠点数も、公表値ではNordVPNが上回ります。
ただし速度を決めるのは台数より距離と混雑具合であり、数字の差がそのまま体感差になるとは限りません。
ここまでの比較でご自身に合う方が見えてきた方は、拠点数が多いVPNの料金を比較するのもおすすめです。
数字の勝敗を知ったうえで、最後は普段の使い方に合わせて選ぶのが一番の近道です。
サーバー数という地道な比較まで読んでくださり、ありがとうございました。
数字の奥にある実態が伝わり、納得のいく選択につながれば幸いです。
出典・参照元
本ページの料金・サーバー数は2026年9月時点の公式サイト表示に基づきます。最新情報は公式サイトでご確認ください。









