深夜になると動画の読み込みが急に遅くなる、そんな経験に心当たりがある方は少なくないでしょう。
数多い選択肢の中からこのページにたどり着いてくださったのも、その悩みがきっかけかもしれません。

MillenVPNとGlocal VPNを同じ回線・同じ時間帯で使い比べたところ、帯域制限の回避力には明確な差が出ました。
本ページでは深夜帯の動画視聴やファイル転送で両サービスを検証した結果をもとに、どちらが利用スタイルに合うのかを判断できるよう比較していきます。
MillenVPNとGlocal VPNで帯域制限は本当に回避できるのか?
深夜に動画が急に止まる原因が、VPNなのかISP側の制御なのかを切り分けるところから検証は始まりました。
そもそもISPのスロットリングとは何か
ISPのスロットリングは、料金所で特定の車種だけをわざと徐行させる仕組みに近い制御です。
回線全体を遅くするのではなく、動画配信や大容量通信だけを狙って速度を絞る運用が典型例です。
この仕組みの基礎はVPNの帯域制限対策の解説にも詳しくまとまっています。
- 特定の時間帯だけ動画が遅くなります。
- 動画サイトだけ遅く、通常サイトは普通の速度です。
- プロバイダを変えても同じ症状が出ます。
- スピードテストの数値自体は普段と変わらないこともあります。
- 時間を変えて計測すると症状が消えることがあります。
- モバイル回線に切り替えると症状が消える場合もあります。
- SNSの動画だけ遅く感じるという声もよく聞きます。
- アップロードだけ極端に遅くなる例も報告されています。
| 症状 | 可能性 |
|---|---|
| 夜間のみ低下 | ISP起因 |
| 常に低下 | 回線起因 |
| 断続的に低下 | 混雑起因 |
| 全時間帯で低下 | 回線速度不足 |
この見分け方を知ってからは、原因追及がぐっと早くなりました。
症状のパターンをメモしておくだけでも、後の切り分けが楽になります。
実際にテストした環境と方法
今回は同じ光回線・同じ時間帯でMillenVPNとGlocal VPNを切り替えながら速度を測定しました。
比較を公平にするため、計測は毎回同じ速度測定サイトで3回ずつ行いました。
実は以前、深夜の速度低下をVPNのせいだと思い込み、解約手続き画面まで進んだことがあります。
| 回線 | 時間帯 | 対象 |
|---|---|---|
| 光回線 | 21時台 | 両サービス |
| モバイル回線 | 参考 | 比較用 |
この条件をそろえたうえで速度の変化を追いかけました。
今振り返ると、あのとき先にISP側を疑っていれば余計な手間は避けられたはずです。
数字だけを見て判断すると、原因を見誤ることが多いと感じています。
- 同一時間帯でも日によって基礎速度が変動します。
- Wi-Fiルーターの再起動有無もそろえて計測しました。
- ブラウザのキャッシュも毎回クリアしてから測定しました。
- 計測アプリはPC版とスマホ版の両方を使いました。
- 同じ部屋・同じ距離でルーターに接続して計測しました。
- バックグラウンドアプリはすべて終了させてから測定しました。
細かい条件をそろえるほど、比較の信頼度は上がると実感しました。
手間はかかりますが、条件を崩すと結論そのものが揺らいでしまいます。
MillenVPNのスロットリング対策を実際に試した結果は?
MillenVPNにはIKEv2に加えてOpenConnectという通信方式が用意されています。
IKEv2とOpenConnectの違いを比較
OpenConnectはもともと企業向けSSL VPNの通信方式で、通信の見た目がHTTPS通信に近い特徴を持ちます。
この特性のおかげで、通信の中身を見て制御をかけるタイプのスロットリングを回避しやすくなります。
専用サーバー版ではMillenVPN Nativeという名称で同じ方式が提供されています。
| 方式 | 速度 | 検知耐性 |
|---|---|---|
| IKEv2 | 速い | 弱い |
| OpenConnect | 普通 | 強い |
アプリの設定画面から数タップで切り替えられる手軽さも助かる点です。
設定を戻す作業も数十秒で完了するため気軽に試せます。
方式ごとの違いを理解しておくと、切り替え時に迷わずに済みます。
速度低下が起きた場面と対処
最初の検証ではIKEv2のまま速度を測り、思ったより数値が伸びずに戸惑いました。
ここでOpenConnectに切り替えたところ、夜間だけ落ちていた速度がはっきり回復しました。
本当にプロトコルを変えただけで効果が出るのか、切り替えた直後は半信半疑でした。
- 夜間だけ遅い場合はまずプロトコルを疑います。
- IKEv2で遅い時はOpenConnectへ切り替えて再計測します。
- 専用サーバー版OpenConnectは申込みが別枠になります。
- アプリ版とNative版で挙動が変わることがあります。
- 再計測は同じ条件で3回行うと精度が上がります。
- 通信の種類によって効果の出方が変わることもあります。
- 接続直後より数分経ってから測る方が安定します。
結果を見た後は、速度低下の原因を安易にVPN側だと決めつけないよう気をつけています。
同じ現象が翌日も再現したことで、思い込みではないと確信できました。
以降は速度計測の前に必ず両方のプロトコルを試す習慣になりました。
| 状態 | 体感速度 |
|---|---|
| IKEv2のみ | 低下したまま |
| OpenConnectへ切替 | 回復 |
数値の裏付けがあると、原因の説明にも自信を持てるようになりました。
Glocal VPNのスロットリング対策を実際に試した結果は?
Glocal VPNには、SoftEtherベースのEthernet over HTTPSという通信方式が用意されています。
プロトコル切替でどう変わったか
Ethernet over HTTPSは通信を丸ごとHTTPSに包んでしまうため、通信内容の判別が難しくなります。
これは荷物の中身を調べる検査官に、外箱だけを見せて通過させるような仕組みです。
実測ではOpenVPN接続時より、夜間の速度低下が緩やかになる場面が確認できました。
| 方式 | 夜間傾向 |
|---|---|
| OpenVPN | やや低下 |
| EtherHTTPS | 安定 |
他にもL2TP/IPsecやMS SSTPなど複数の接続方式が用意されています。
選択肢が多い分、どれが今の症状に効くのか試行錯誤する時間はかかりました。
最終的にはEthernet over HTTPSだけで十分だと分かりました。
- Ethernet over HTTPSは追加のアプリ不要で利用できます。
- 環境によっては初回接続に少し時間がかかります。
- 対応OSはWindows・Mac・iOS・Androidと幅広めです。
- 設定手順は公式サイトの動画でも確認できます。
- 設定情報はマイページから確認できます。
- 専用アプリでの接続もあわせて用意されています。
- ルーター一括設定には対応していません。
導入の手軽さも、この方式を選ぶ決め手のひとつになりました。
台数制限が検証にどう影響したか
検証中に別端末でも同時に速度を測ろうとしたところ、思わぬところでつまずきました。
Glocal VPNは1アカウントにつき同時接続数が1台までという制限があります。

台数制限を先に知っていれば、検証計画をもっと簡単に組めたはずです。
結局、検証用にもう一つアカウントを追加契約することになりました。
余分な出費にはなりましたが、比較の精度は上がったと感じています。
| 用途 | 向き不向き |
|---|---|
| 1台での固定運用 | 向く |
| 家族での共用 | 向かない |
用途を先に決めておくことが、契約前の最も重要な確認だと感じました。
二つのサービスを比較して見えた違いは?
プロトコルの選択肢と台数制限という二つの軸で、両サービスの性格差がはっきり見えてきました。
料金・デバイス制限・プロトコルの比較表
料金だけを見るとGlocal VPNの方が入口は安く見えますが、条件が異なるため単純比較はできません。
運営会社はどちらも日本企業で、サポート面での安心感は共通しています。
| 項目 | Millen | Glocal |
|---|---|---|
| 同時接続 | 無制限 | 1台 |
| DPI耐性方式 | OpenConnect | EtherHTTPS |
この結果からISP側の制御をまず疑うようになりました。
月額の目安はMillenVPNが396円から、Glocal VPNが660円からです。
料金の安さだけで選ぶと、後から台数制限に悩まされる可能性があります。
- 総額で比べるなら契約期間ごとの料金表も確認しておくと安心です。
- 両社とも第三者機関によるノーログ監査の実施は公表していません。
- Glocal VPNはISO/IEC27001の認証を取得しています。
- 運営会社の所在地はどちらも日本国内です。
- サポート窓口はどちらも日本語対応です。
- 返金保証の有無や条件も契約前に確認しておきます。
- 公式サイトの更新頻度も判断材料のひとつです。
- 問い合わせ時の返信速度も参考になります。
認証と監査は別物なので、比較するときは混同しないよう注意しています。
どちらを選ぶべきか
複数端末で夜間の動画視聴を快適にしたいなら、台数無制限のMillenVPNが扱いやすいはずです。
逆に固定IPと組み合わせて特定の1台だけ安定させたいなら、Glocal VPNの構成も選択肢になります。
- 複数端末での利用が多いならMillenVPNが向いています。
- 固定IPと1台運用を重視するならGlocal VPNが向いています。
- DPI回避を最優先するなら両方とも候補になります。
- まずは短期プランで試してから本契約に進む方法も安全です。
- サポートの手厚さで選ぶなら実際の問い合わせ対応も確認します。
- お試し期間の長さで選ぶという方法もあります。
- 迷ったら同時接続台数を最優先で確認します。
- 次にDPI回避方式の有無を確認します。
- 最後に運営会社の所在地とサポート体制を確認します。
- 迷ったら無料期間の有無も比べます。
- 口コミよりも公式情報を優先して判断します。
余計な一言になりますが、深夜のバッファリングをVPNのせいにする前に一度プロトコルを見直す価値があります。
実際に触ってみるまでは、この差の大きさに気づきませんでした。
用途がはっきりしている人ほど、この比較表の価値を感じるはずです。
まとめ|帯域制限対策でMillenVPNとGlocal VPNを選ぶなら
スロットリングの正体を切り分け、プロトコルを切り替えて再計測する手順が最も効果的でした。
選び方のポイント
結果として、症状の切り分けと方式の切替という二段階の対処が有効だとわかりました。
- 夜間だけ遅い症状はまずISPのスロットリングを疑います。
- MillenVPNはOpenConnectへの切替で回避を試します。
- Glocal VPNはEthernet over HTTPSへの切替で回避を試します。
- 症状が消えない場合は時間帯を変えて再計測します。
- 翌日も同じ時間帯に再確認して再現性を確かめます。
- 改善しない場合は回線契約そのものの見直しも検討します。
- 迷ったら公式サポートに直接問い合わせます。
| 症状 | 対処 |
|---|---|
| 夜間のみ低下 | プロトコル変更 |
| 常時低下 | 回線側を確認 |
この一覧を手元に置いておくと、判断に迷う場面はかなり減らせます。
導入前にチェックすべきこと
契約前には台数制限とプロトコルの対応状況を必ず確認しておく必要があります。
| 確認項目 | 着眼点 |
|---|---|
| 同時接続台数 | 複数端末の予定 |
| DPI回避方式 | 夜間の動画視聴 |
| 料金プラン | 契約期間との相性 |
この三点さえ押さえておけば、契約後に戸惑う場面はかなり減らせるはずです。
迷ったときは帯域制限・スロットリングで選ぶなら比較表を確認から詳細を見てみてください。
長文にもかかわらずここまで読んでくださったことに、心から感謝します。
速度低下のストレスから解放され、快適な通信環境を手にしていただけたら幸いです。
出典・参照元
本ページは各社公式サイトの情報をもとに検証時点の内容を掲載しています。仕様は変更される場合があります。









