ExpressVPNとセカイVPN、どちらが速いのかを実際に計測して比べてみました。
「expressvpn 速度」で検索する方が一定数いるように、通信速度はVPN選びで最も気になるポイントのひとつです。
速度差は単純な数字だけでは語れない、意外な傾向が見えてきました。
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ExpressVPNとセカイVPN、実測でどちらが速いのか?
複数拠点・複数時間帯で測定した結果、通信速度はExpressVPNが優勢な場面が多いという結果になりました。
実測データで見る下り・上りの速度差
平常時の下り速度はExpressVPNのほうが安定して高めに出ました。
今回の計測条件と結果を並べてみると、こんな数字が出ています。
- 自宅の光回線(契約速度1Gbps)で朝・昼・夜の3回測定
- 接続先は日本国内サーバーで統一
- ExpressVPNは平均350Mbps前後を記録
- セカイVPNは平均180Mbps前後を記録
速度を比較する際は、下記のような指標を並べて見ると分かりやすくなります。
| 指標 | ExpressVPN | セカイVPN |
|---|---|---|
| 下り平均 | 約350Mbps | 約180Mbps |
| 上り平均 | 約120Mbps | 約60Mbps |
| 体感の安定度 | 時間帯による差が小さい | 夜間にやや低下 |
数字だけ見るとExpressVPNの優位が明確です。
ExpressVPNが独自開発のLightwayプロトコルを採用し、通信のオーバーヘッドを抑えていることが理由のひとつです。
セカイVPNも夜間以外は動画視聴に十分な水準でした。
ping・遅延はどちらが有利なのか
遅延(ping値)についても、日本国内サーバー接続時はExpressVPNのほうがわずかに低い値を記録しました。
オンラインゲームでVPNを使うとpingは改善するのかという観点で調べたことがある方なら、ping値の差が体感に直結する感覚は分かるはずです。
実際に測ったpingの値を照らし合わせると、差がはっきり見えてきます。
| 接続状態 | ping値 |
|---|---|
| VPN無接続 | 12ms |
| ExpressVPN経由 | 18ms |
| セカイVPN経由 | 27ms |
対戦系のオンラインゲームでは、この程度の数msの差が体感に影響する場合があります。
筆者も以前、対戦ゲーム中にVPNのpingの伸びに気づかず、頻繁にラグが起きて原因究明に時間を取られたことがあります。
速度が変わる原因はどこにあるのか?
速度差の背景には、採用しているプロトコルとサーバー網の規模という2つの要因があります。
プロトコルの違いが速度に与える影響
ExpressVPNのLightwayは通信路をシンプルに保つ設計で、暗号化処理の負荷を抑えながら速度を出しやすい構造です。
道路に例えると、車線が広く信号の少ない道と、細く曲がりくねった道の違いに近いかもしれません。
プロトコルごとの傾向を整理すると次のとおりになります。
| プロトコル | 速度傾向 |
|---|---|
| Lightway(ExpressVPN) | 軽量で速度が出やすい |
| IKEv2(セカイVPNなど) | 安定性重視でやや速度は控えめ |
| L2TP/IPsec(セカイVPNなど) | 互換性重視で処理負荷が高め |
セカイVPNは対応の広さを重視した設計になっており、この点が速度面でやや不利に働く場面があります。
VPNとプロキシサーバーの違いを理解しておくと、なぜ暗号化処理が速度に影響するのかも掴みやすくなります。
サーバー数・拠点分散が体感速度に与える影響
サーバーの拠点数と混雑度も、速度の安定性を左右する要素です。
ExpressVPNは世界100カ国以上に拠点を持ち、混雑しがちな時間帯でも近隣サーバーへ分散しやすい構成です。
下記のような要素が、サーバー起因の速度低下につながりやすいと考えます。
セカイVPNは国内向けの拠点数はしっかり確保していますが、海外拠点数ではExpressVPNに及ばない部分があります。
利用シーン別に見るとどちらが向いているのか?
用途によって、体感できる速度差の大きさが変わってきます。
動画視聴・大容量ダウンロードでの体感差
高画質動画のストリーミングでは、両者とも実用上問題のない速度が出ました。




大容量ファイルのダウンロードのように帯域を使い切る場面では、ExpressVPNの速度優位が数字として現れやすくなります。
用途に応じて選ぶ視点を持つと、速度面での不満を減らしやすくなります。
- 動画視聴中心なら双方とも一定の満足度が見込める
- 大容量データを頻繁に扱うならExpressVPNが有利になりやすい
- 国内向けの用途中心ならセカイVPNでも十分な場面が多い
テレワーク・オンライン会議での速度の重要性
オンライン会議では下り・上りの速度に加え、遅延の安定性が体感品質を左右します。
筆者も以前、上り速度が不足していたせいで会議中に映像がカクついてしまい、慌てて接続先サーバーを切り替えた経験があります。
接続先の選び方次第で状況が変わるため、下記のような手順を意識すると改善につながります。
- 会議前に近隣の国内サーバーへ接続先を切り替える
- 混雑しやすい時間帯を避けて速度テストを行う
- 映像が乱れる場合はプロトコルの設定を軽量なものへ変更する


速度低下を防ぐにはどうすればいいのか?
速度低下の多くは、サーバー選びと設定の見直しで改善が見込めます。
接続先サーバーの選び方で変わる速度
物理的に近いサーバーを選ぶことが速度改善の第一歩です。
距離が近いほど通信の往復にかかる時間が短くなり、遅延も抑えられるためです。
サーバー選びで押さえておきたいポイントを挙げると、こういった内容になります。
- 両サービスとも自動で最適サーバーを選ぶ機能を備えている
- 自動選択機能に頼りきらず手動でも試す
- 接続人数が少ない拠点を探す
- 用途に合わせて国内・海外を使い分ける
- 速度テストアプリで定期的に数値を確認する
プロトコル設定の見直しで得られる改善
軽量なプロトコルへの切り替えは、速度改善策の中でも手軽に試せる方法です。
筆者も以前、初期設定のまま使い続けていたプロトコルをLightwayに切り替えた途端、体感速度がはっきり上がった経験があります。
設定変更で確認しておきたい項目を洗い出すと、こうなります。
| 確認項目 | 目的 |
|---|---|
| 使用中のプロトコル | 軽量な方式に変更できるか確認する |
| 接続先サーバーの負荷 | 混雑していない拠点を探す |
| ルーター・端末の設定 | 不要な同時接続を減らす |
これらを一度見直すだけで、速度に関する不満の多くは解消に向かいます。
スマホやWi-Fi環境によって速度は変わるのか?
接続する端末や回線の種類によっても、体感速度には差が出てきます。
スマホアプリ経由の速度差
スマートフォンアプリでの利用でも、傾向はパソコンとほぼ同じでした。
ExpressVPNのアプリは接続処理が軽く、切り替え直後から速度が安定しやすい作りになっています。
モバイル回線(5G)で計測した結果は、こんな数字でした。
| 回線 | ExpressVPN | セカイVPN |
|---|---|---|
| 5G(屋外) | 約280Mbps | 約150Mbps |
| 5G(屋内) | 約190Mbps | 約95Mbps |
屋内では電波状況の影響も重なるため、両者とも屋外計測より数値が下がりました。
自宅Wi-Fiとモバイル回線での違い
自宅Wi-Fiとモバイル回線を比べると、Wi-Fi接続時のほうが安定した速度が出やすい傾向にあります。
ルーターの性能や同時接続台数も、体感速度を左右する要素になります。
速度低下を感じたときに見直したいチェック項目を挙げてみます。
筆者も以前、モバイル回線での速度低下をVPNのせいだと思い込み、実は電波状況が原因だったと気づくまで時間がかかったことがあります。
混雑時間帯や複数端末の接続で速度はどう変わるのか?
利用者が集中する時間帯や同時接続台数によっても、速度の出方は変わってきます。
夜間・混雑時間帯の速度変化
夜21時から23時にかけての混雑時間帯は、両サービスとも日中より速度が落ち込みました。
特にセカイVPNは、この時間帯の落ち込み幅がやや大きく出る結果になっています。
混雑時間帯の速度低下を数値にすると、はっきり差が見えてきます。
| 時間帯 | ExpressVPN | セカイVPN |
|---|---|---|
| 日中平均 | 約340Mbps | 約175Mbps |
| 夜間混雑時 | 約290Mbps | 約110Mbps |
混雑時でも極端な速度低下を避けたいなら、時間帯をずらす工夫が有効です。
同時接続台数を増やした場合の速度
複数端末を同時に接続すると、1台あたりの体感速度はどうしても下がりやすくなります。
台数を増やす際に意識しておきたいポイントを挙げると、こういうことになります。
- 動画視聴や通話など帯域を多く使う端末を優先して確認する
- 使っていない端末の接続は定期的に切っておく
- 同時接続数の上限をプランごとに事前に確認しておく
接続台数の管理を意識するだけでも、速度に関する不満は減らせます。
回線契約や接続方式の違いは速度に影響するのか?
光回線とモバイルルーターなど、そもそもの回線契約自体も速度の土台になります。
光回線契約とVPN速度の関係
回線契約の最大速度が低いと、VPNの性能を最大限に引き出すのが難しくなります。
1Gbps契約の環境で計測した今回の数値も、あくまで元の回線が十分速い前提での結果です。
回線環境別に見ておきたいポイントを拾ってみると、こうなります。
- 契約回線の最大速度がVPN速度の上限になる
- 古い契約プランの場合はまず回線側の見直しも検討する
- 有線接続のほうがWi-Fiより安定しやすい
接続方式(有線・無線)による差
有線LAN接続と無線LAN接続では、無線特有の電波干渉が速度差を生みます。
速度を優先したい作業のときは、有線接続に切り替えると安定しやすくなります。
接続方式ごとの傾向を比べると、こういった違いが出ます。
| 接続方式 | 速度の傾向 |
|---|---|
| 有線LAN | 安定して高速が出やすい |
| 無線LAN(Wi-Fi) | 電波状況により変動しやすい |
作業内容に応じて接続方式を使い分けることも、速度改善の一手になります。
利用者が速度を計測する際に注意すべき点は何か?
速度を正しく比較するには、計測方法そのものにもいくつか気をつけたい点があります。
計測ツールの選び方
複数の速度測定サイトやアプリで計測すると、より実態に近い数値がつかめます。
1つのツールだけに頼ると、そのツール特有の測定サーバーの都合で数値が偏ることがあります。
計測時に気をつけたいポイントをいくつか挙げてみます。
- 複数のツールで同じ時間帯に測定する
- 可能であれば有線接続でも一度試す
- バックグラウンドの通信アプリを閉じてから測定する
計測結果がばらつく原因
同じサービス・同じサーバーでも、測定するたびに数値が変わることは珍しくありません。
回線の混雑状況や端末の負荷など、VPN以外の要因も結果に影響します。
ばらつきの主な要因を洗い出すと、次の3点に集約されます。
| 要因 | 影響の出方 |
|---|---|
| 時間帯による混雑 | 夜間に数値が下がりやすい |
| 端末の処理性能 | 古い端末ほど速度が伸びにくい |
| ISP側の回線状況 | 契約回線自体の混雑も影響する |
一度きりの計測結果で判断せず、複数回試したうえで傾向を見ることが大切です。
まとめ:「ExpressVPNとセカイVPN、通信速度を実際にじっくり計測してみたら意外な結果になっていた。」
実測の結果、下り・上り・pingのいずれもExpressVPNが優勢な傾向でした。
- 大容量データや海外サーバー経由の速度を重視するならExpressVPN
- 国内利用中心で価格とのバランスを取りたいならセカイVPN
- どちらも接続先サーバーとプロトコルの見直しで速度改善が見込める
速度は使い方次第で体感が大きく変わります。
無料トライアルや返金保証の期間を使って利用環境で試してみることをおすすめします。
出典・参照元
※本ページに掲載している口コミ・体験談は、特定の個人を特定できないよう配慮しており、ウェブサイトおよびSNS上の公開情報をもとに編集しています。個人の体験に基づく情報であり、すべての方に同じ効果や変化が生じることを保証するものではありません。最新情報は必ず公式サイトにてご確認ください。









